本学では、短大2年間の卒業時に幼稚園教諭免許を取得後、専攻科へ進学し、合計3年間で保育士資格を取得します。そのゆとりを利用して、資格取得のための実習だけでなく、主に出身園を訪問する「自主訪問」の設定、学生の希望に応じたボランティア先(保育現場等)の紹介など、保育現場とのかかわりが多くもてるような機会を提供しています。保育現場における経験は、学内で行われる理論的な学習を振り返るためにも、保育者となる日のための実践的な学習を進めるためにも、とても大切な「学びの場」なのです。
学園敷地内で、杉並区が子どもを一時的に預かる子育て支援事業“ひととき保育”や“つどいの広場”を行っています。学生は授業の空き時間などを利用して、これらの現場に参加することができます。本学では、地域や保育現場と密接に連携した“実践教育”に取り組んでおり、理論(学内での学び)と実践(現場での経験)の統合を図っていくことで、現代の子育て支援ニーズに応えることのできる人材を育成しています。
本学の教員は、保育実践にかかわる研究を行う者、保育者として保育現場に携わる者、さらには心理士として発達相談やカウンセリングを通して、子育て支援の現場に携わっている者がおり、それぞれが保育現場と密接な関係を築いています。教員は、各自の実践経験を生かしながら、「保育ロールプレイを通した実践力の育成」「絵本カードの作成などの教材研究」「保育室を模した教室で行われる実践的な保育実習指導」「保護者の心を支えるコミュニケーション能力の育成」「子どもの発達をとらえる保育ノートの作成」など、保育学を学ぶ学生にとって魅力的かつ特徴的な授業を展開するよう心掛けています。
本学では、学生が抱いている“どのような保育者になりたいのか”“保育者としてどのように生きていくのか”という思いに寄り添いながら、学生一人一人のニーズに応じたキャリア支援を行っています。特に、難関といわれる公立幼稚園の教諭や公立保育園の保育士を目指す学生に対しては、公務員受験指導に長年の経験と実績を誇るベテランの外部講師を招聘し、公務員試験受験指導を課外授業として行い、将来へ向けて自己の夢を実現させるためのサポートを行っています。一学年50名の小規模校ではありますが、卒業生からほぼ毎年、23区を中心に地方公務員(保育職)を輩出しています。
専攻課程の特性から、多くの卒業生は、卒業と同時に保育士や幼稚園教諭として就職します。その一方で、四年制大学へ編入し、“保育や福祉、心理の学びをもっと深めたい”“幼稚園教諭1種免許状を取得したい”“小学校教諭免許、社会福祉士資格を取得したい”などという学生のニーズも増えてきています。 そこで本学では、過去問対策や論文指導、さらには面接対策など、編入学希望の学生一人一人の希望や特性を把握し、その編入学を実現するため、各担当教員がきめ細やかな個別指導を行っています。また、数多くある指定校推薦枠を利用することで、優先的に編入学することも可能です。