幼教専攻ブログ

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幼児教育

2018.05.31

「社会的養護内容」 授業レポート

平成30年5月27日 2時間目に至誠学園 園長 石田 芳朗先生をゲストとしてお迎えし、養護系施設における子どもたちの生活の実際と施設実習に向けての準備事項についてご講話いただきました。
石田芳朗先生①20180525 (2).JPG

幼児教育専攻の二年生は早い学生は6月下旬から施設実習が始まります。保育士になるには必須の実習です。
施設というと、幼児教育、保育を志す学生にとって、身近な存在でなく、知らないゆえの漠然とした不安をもちやすいものです。
石田芳朗先生②20180525 (10).JPG

そんな学生の気持ちに寄り添いながら、石田先生は、スライドや映像を使いながら、施設の子ども達とその生活の様子について、穏やかな語り口でご説明いただきました。学生たちもいつのまにか先生の話に引き込まれ、うなずきながら聞いている学生、メモを取りながらきいている学生など、学生は真剣そのものでした。
石田芳朗先生③写真 2018-05-25 10 51 14.jpg

下記に学生の感想を掲載します。

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児童養護施設について、ぼんやりとしたイメージしかなく、実習が不安でしたが、今回のお話で理解を深めることができました。1番感じたことはすごく家庭的な雰囲気があるところなんだということです。

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児童福祉施設に実習にいくのですが、どんなところなんだろう? 怖いのかな? と思っていたのですが、不安だった施設実習が楽しみになりました。

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施設で暮らすというものが、どういうものなのかあまりイメージがなかったけど、今日、ビデオを見て一般家庭と同じように毎日生活が行われているのを見て、実習に対する不安な気持ちが少しなくなりました。

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実習先がどんなところなのか 何をするところなのかを知る事で実習に対する不安な気持ちが少し減ることが分かった。もう少し調べてみようと感じた。

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少しでもこの施設実習で何かを得て、自分を知り、他人を理解することをできればいいなとお話を聞いて思いました。

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(ビデオの中で)職員の方が「大変だけど、楽しい」という言葉が印象的で、私もそのような職場で働きたいと憧れました。

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今まで、ナイーブな面が多い子どもが多くいる印象も強かったのですが、楽しそうに一日を過ごしている子どもが多かった。個々に合った時間というものを尊重していて、とても良い施設だと感じました。

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不安でしたが、今日のお話を聞いて、事前にしっかり調べたり、自分の中で、目標、目的を明確にしておくことで、意味のある実習になることが分かりました。少し不安から楽しみに変わりました。

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子どもたちの生活の場である(施設は)ひとつの家庭におじゃまさせていただくということを忘れないで実習に励みたい。

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子どもたちが居場所として安心して生活できる環境や関わりにとても興味をもった。いろいろな事情を抱えている子どもたちの心に寄り添い、親と同じような愛情を注ぐ職員の方々をとても尊敬しました。

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石田先生のあたたかなお言葉は学生一人一人の心に届いたようです。お忙しいところありがとうございました。
石田芳朗先生④写真 2018-05-25 10 51 29 (1).jpg

 

(前嶋)
 

 

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