幼教専攻ブログ

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幼児教育

2018.08.23

2年生、施設実習始まりました!

保育士の資格を取得するのには、保育所での実習に加えて、必ず、施設実習を1回(2週間)行わなくてはなりません。

施設実習に向けて、学生たちは、子どもの人権の理解を柱としながら、障害理解(障害体験、車いす実習、食事介助など)、被虐待児の心理と支援方法(事例、ロールプレイなど)について学習をしてきました。

写真は車いす実習のときの様子です。実際に介助されたり、介助する体験を通して、障害のある子どもたちの気持ちを大切にした支援の重要さを学んでくれたようです。

障害児保育、施設実習開始のブログ用.jpg

本学で行く施設実習の実習先は、次のスライドの通り、養護系の施設と障害系、育成系に分かれます。
(他の養成校でもほとんど同じです)

施設実習ブログ用20180822①.jpg

支援の柱は次のようになります。

実習先 支援の柱

① 養護系 ・ 育成系          

児童虐待で入所してくる子どもが増えています。障害のある子どもの入所も増加傾向にあります。ここでの支援の柱は、日常生活での毎日の支援です。このことを養育と言います。
② 障害系 障害の重度化・重複化してきています。虐待された子どもの入所も増えています。ここでの支援の柱は、療育(治療と教育・保育の一体化) や療護です。

児童発達支援センターを除く施設では、家庭に代わる場としての役割と機能があります。安心と安全な家庭的な施設環境づくりを目指しています。いずれの施設でも、余暇・レクリエーション等の「遊び的な要素」は大切とされ、その中心を保育士が担っています。このようなことについて実習を通して学生たちは学んできます。全く違う分野と思い実習に行った学生も実習後は、保育との共通性を発見し、施設の魅力を感じ、施設保育士を希望する学生も少なくはありません。

職員の方々、利用児・者の方々と出会い、関わりを通して、新たな自分の発見につなげてくれたらと思っています。

(前嶋)

 

現代コミュニケーション学科(100名/共学)

〇現代コミュニケーション専攻
 心理コース/ビジネスコース/観光コース

〇幼児教育専攻
 ※2年間で保育士資格と幼稚園教諭2種免許の
  ダブル取得が可能です。
 ※児童厚生2級指導員の資格も取得可能です。


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