現代コミ専攻ブログ

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2017.10.17

沖縄戦跡ツアーを実施しました

9月11日~14日の日程で、『地域研究A』という授業の一環として沖縄戦跡ツアーを実施しました。今年度は7名の学生が参加し、前半の2日間は現地で戦跡等を見学してさまざまなことを学び、後半の2日間は観光等を楽しみました。

9月12日の午後には、知花昌一さんの案内で読谷村を見学したのですが、その日の午前中にチビチリガマが破壊されていることが発見されました。ガマとは自然の洞窟のことで、チビチリガマは多くの住民が集団自決を遂げた悲劇のガマとして、ご遺族の方々が保存・管理しています。それだけに、ご遺族にとっては神聖な場所でもあり、見学した時は悲しみと怒りに包まれていました。第一発見者の知花さんに案内していただいたのですが、ご自身も辛いにもかかわらず丁寧に案内してくださいました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

2日間の学習を終え、後半の2日間は自由行動。私は口を出さず、学生は自分たちの好きなように行動していますが、これまで問題を起こしたことはありません。責任もって行動しているんだな、さすが立短生、と感じる瞬間です。

ところが運の悪いことに自由行動の2日間にかぎって、台風接近に伴う雨。沖縄のビーチで泳ぐことを楽しみにしていた学生もいたのですが、予定を変更して美ら海水族館に出かけたり、国際通りで買い物したりしていました。

今年で6回目となる今回は、途中で信じられないような悲しい出来事がありましたが、学生たちは沖縄の歴史と今を学び、遊びも満喫して、無事帰ってくることができました。

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↑破壊されていることが発見されたチビチリガマ。知花さん(写真真ん中)とともに到着すると、ガマは悲しみに包まれていました。

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↑嘉数高台から、世界一危険と言われる普天間飛行場を臨む。飛行場を住宅地が囲んでいる様子が分かります。

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↑途中立ち寄った残波ビーチ。この時は晴れていたのですが・・・

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