現代コミ専攻ブログ

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2019.04.01

「観光コース発!インスタ映え まち歩き」を行いました

 

2019年3月10日(日)、『まちはく2019』へ参加してまいりました。

『まちはく』とは、杉並まちづくり交流協会主催のまちづくりイベントで、今年で第22回目の開催となるものです。
区民参加のまちづくりを目指し、杉並区において様々な活動を行っている団体や地域住民との間での交流を生み出し、より良いまちづくりに繋げていこうとする試みとなっています。

東京立正短期大学も昨年より参加しており、今年も教職員と学生数名が運営スタッフとして携わりました。
そのなかでも学生達が特に力を入れたのは、昨年も実施したまち歩き企画。
今回は、そんな『まちはく2019』内で実施した『東京立正短期大学観光コース発!インスタ映えまち歩き』の様子をご紹介します!

今回のまち歩き企画のために阿佐ヶ谷に何度も足を運び、打ち合わせやフィールド調査を重ねました。こちらはそんなフィールド調査での一幕。「こんなお店あったんだ!」「このお店はまた来たい!」「ここはインスタ映えしそう!」など楽しく調査しながらも、身近な地域の新たな魅力に気づかされました。

まちはく2019(フィールド調査①).png まちはく2019(フィールド調査②).png

そしていよいよまちはく当日。
会場内にブースを設営し、当日の参加者受付を開始!立短発のまち歩き企画の発起人で今回の企画にもご協力いただいたOBの菅沼さんと♪

まちはく2019(受付ブース②).png

開始時間の12時30分となり、ついにまち歩き企画がスタート!
参加者をあつめ、まずは簡単な主旨や行程の説明から。学生達はほどよい緊張感で説明をスムーズにこなしていました。

説明.JPG

説明の後、いよいよ出発です。

スタート.JPG

はじめに向かったのは『ユジク阿佐ヶ谷』。阿佐ヶ谷の住宅街に溶け込むように存在する雰囲気のある単館映画館で、館内にはサブカルチャー好きにはたまらない空間が広がります。特に目を惹くのは壁全体に掛けられた大型の黒板アート!毎月2回~3回ほど異なるアーティストがその時の上映作品にちなんだ内容を描いているそう。これはまさに「インスタ映え」…!ということで、参加者の方もたくさんの写真を撮られていました。

黒板アート.JPG 黒板アートと撮影.JPG

次に向かったのは『アートギャラリーOPPO』。施設名に入っている『OPPO』とは「尾っぽ」という意味で、主に猫や鳥、恐竜など「尾っぽ」のある生き物を題材に活動するアーティストへ展覧会用のスペースを提供しています。この日はちょうど次の展覧会への準備期間ではあったのですが、常設の展示を鑑賞することができました。

アートギャラリー作品を撮影.JPG アートギャラリーで集合写真.JPG

アートギャラリーを後に向かったのは、創業80年以上にもなる老舗『八幡煎餅』です。

煎餅屋へ.JPG
 

取り扱っている煎餅はすべて自家製!味のある店内やどこか懐かしい雰囲気も参加者の方に好評な様子で、写真を撮ったりお店こだわりの逸品を購入したりと楽しんでいただけたようでした。さらに店主の方がお店の裏にある煎餅製造の場に案内してくださったり、創業当時より代々使用されている道具を見せてくださったりと思いがけず貴重な学びの場となりました。
煎餅や説明.jpg 煎餅や前集合.JPG
 

八幡煎餅で美味しいお煎餅を購入した後は再び駅の方面へ戻り、『ラピュタ』へ。最初に訪れた『ユジク阿佐ヶ谷』と同様の単館映画館です。『ラピュタ』はとにかく外観が個性的!まるでジブリ映画に出てきそうな雰囲気の外観をインスタ映えスポットとして紹介しました。

ラピュタ.JPG

『ラピュタ』から移動して向かったのは『はなのオアシス』。区内に住む60歳以上の方の憩い、いきがい学び、ふれあい交流、健康づくりの場を提供する施設「ゆうゆう阿佐谷館」にある嗅覚をモチーフにしたオブジェです。
この個性的なオブジェを前に
・アプリのフィルターを使う
・あえて白黒にしてみる

などインスタ映えになるような写真の撮り方も説明しました。
ゆうゆう館.jpg
ゆうゆう館 (2).jpg

最後に向かったのは居酒屋『青月』。「まち歩きで居酒屋さん!?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は隠れたインスタ映えスポットがあるのです。落ち着いた雰囲気の素敵な店内の壁には謎の生き物(?)が…!常連さんからは「コロッケくん」の愛称で親しまれているこの壁の絵はマスターの身内のアーティストさんによるもの。学生達からもかわいいと評判のコロッケくんの前で一枚♪

まちはく2019(青月).png

これでまち歩きは終了…と思いきや、最後にまちはく実行委員会と本学の運営チームより参加者の皆様へプレゼントをご用意してみました。というのも、『青月』のマスターさん、実はシンガーソングライターの顔もお持ちで、今回は本企画のために2曲ほどご披露いただけないかとのお願いにご快諾くださったのです。ご披露いただいたうちの一曲は阿佐ヶ谷の魅力を唄った『OK!阿佐ヶ谷song』。素敵な歌声と阿佐ヶ谷の魅力のたっぷり詰まった歌で、阿佐ヶ谷の魅力を再発見するためのまち歩きに相応しいラストを飾ってくださいました。

 

青月前.JPG

まち歩き終了後は、まちはく2019午後の部に参加し、まちづくりについて考えるワークショップを通して地域の方との交流を深めました。

ワークショップ.jpg

最後になりましたが、今回の企画は杉並チャリティーウォークとのコラボ企画ということで、チャリティーウォークさんが実践されているQRコードを使ったまち歩きの手法を一部お借りいたしました。専用のアプリを利用して作成した今回のまち歩きマップが4月7日まで閲覧可能です。以下のURLよりどうぞご覧ください。

https://www.stamprally.net/vfjlxwkrajchjtsm

今回の企画を通して、普段何気なく過ごしている地域にも「インスタ映え」となるような魅力的なスポットが多数存在していることに気づかされました。普段の生活の場でも、少し視点を変えてみたりじっくり観察してみると新鮮な驚きと出会えるものだなと感じます。地域を見つめ直してみることがいかにその魅力の再発見に繋がるのかということを改めて実感する活動でした。

また、今回まち歩き企画を実施した学生達ですが、主旨説明や各スポットの説明ではもちろん、参加者の安全に配慮した誘導を行ったり、行程ごとの時間をきちんと管理しつつも参加者や訪問先の要望に臨機応変に対応したりと、非常に頼もしく感心させられる場面が多々ありました。そんな学生達の姿から、今後も学生達が生き生きと学び、さらに学んできたことを発揮できる場をつくっていけたらとの思いを強くしています。そういった場で学生達が地域の方と実際に交流したり自分の目で地域を見ることによって、たくさんの人の生活の上に地域が成り立ち、人と人との繋がりが社会をつくっていることを実感する機会ともなればと願っています。

(福田綾)


現代コミュニケーション学科(100名/共学)

〇現代コミュニケーション専攻
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