現代コミ専攻ブログ

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2019.07.11

私たちにできることって?

「地域研究A」
1・2年生混合チームが発表

6月末に、「地域研究A」の授業内でグループ発表が行われました。

この授業の目的は、「過去」を調べ、「今」と「未来」を考えます。

毎日、新聞を読んだりニュースを見たりする習慣が求められる授業で、今年は、現代コミュニケーション専攻の学生23名が受講しています。

今回は、「SDGs​持続可能な開発目標」の中から、グループごとにテーマを決め、調べたことをPowerPoinにまとめて発表しました。

 

SDGsとは

持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます

外務省ホームページより

 

まずは4~5人でグループを作り、SDGsの中から1つテーマを選びました。グループ内で役割分担をして調べたりみんなで議論したりして1つの発表に仕上げていきました。

地域研究A20190711①.jpg

発表前に数分の準備時間があり、学生たちは発表内容や役割分担、PowerPointの最終調整を必死で行っていました。

地域研究A20190711②.JPG

グループ1『貧困』

地域研究A20190711③.JPG

発表内容

1日1.9$未満で生活する貧困層に対し日本がとるべき政策や、子どもの貧困の現状と対策について調べて発表し、寄付や子どもの居場所づくりなどへの取り組みを提案しました。

グループ2『水・衛生』

地域研究A20190711④.JPG

発表内容

衛生的な水を利用できる日本がいかに恵まれているかを世界と比較しながら発表し、安全な水とトイレの整備のため汚染水を出さないことや募金など、自分たちができることを提案しました。

グループ3『貧富の差。人種の差』

地域研究A20190711⑤.JPG

発表内容

貧富の差と人種の差の現状を発表し、日本救援医療センターの利用や、異国の人とのコミュニケーションを積極的にとることなど、自分たちが身近なことから始められる対策を提案しました。

グループ4『飢餓』

地域研究A20190711⑥.JPG

発表内容

ハンガーマップを投影し飢餓で苦しんでいる人がどれだけ多いかを発表しました。戦争をやめる、支え合う、廃棄を減らすために賞味期限切れスーパーを増設するなどを提案しました。

グループ5『気候変動』

地域研究A20190711⑦.JPG

発表内容

地球温暖化の現状と、対策について発表しました。地球温暖化を防ぐためには、少しでも二酸化炭素を出さないように私たち一人ひとりが努力することが大切ですと締めくくりました。

担当教員コメント

平和とは、単に戦争のない状態をいうのではなく、戦争につながるあらゆる貧困、差別、搾取、暴力などをなくすことで達成されるものです。SDGsは待っていたら自動的に達成されるものではありません。今に生きる私たち一人ひとりが何をなすべきかを考え行動することが必要です。

そのため、今回の発表では、現状、目標、政府・自治体や国際機関の取り組みに加え、私たちにできることを考えてもらいました。

1、2年生混合でチームを作り、議論しながらまとめていく作業は、なかなか大変だったと思います。それでも、出てきたアイデアは学生らしく私では思いつかないようなものがたくさんありました。改めて、学生の自由な発想と発表に結び付けていった努力に敬意を表します。/東 浩一郎

 


 

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