キャンパス通信

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2017.10.11

10/1(日)に文化祭を開催しました

9月中旬から後期の授業が始まって約2週間が過ぎた頃、短大では文化祭が開催されます。今年は10/1日曜日に行われました。昨年同様当日は好天に恵まれ、しかも昨年以上にたくさんのお客様に来ていただきました。昨年度から力を入れてきた「子どもたちにも楽しんでもらえる文化祭」というテーマが、少しずつ近隣のご家族に伝わっていった結果ではないかと感じています。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

短大の文化祭は日曜日の一日限りですが、学内では学生自治会である「紫友会」の役員を中心として6月から文化祭の準備を始めています。各クラス・ゼミから選出された文化祭実行委員の学生たちもお昼休みなどに集まり、文化祭が事故なく無事に成功するよう注意事項をみんなで確認し、各クラス・ゼミのメンバーに伝えています。

このように、学生自らが企画運営する本学の文化祭は、開催それ自体が実はとてもよい勉強の機会になっています。各クラス・ゼミの模擬店は、自治会から準備金を借りることになります。そのため、収支報告書をきちんと書いて提出しなければなりません。領収書やレシートを保管するのはもちろんのこと、最後に準備金を返還しても赤字にならないように、仕入れ値、個数、販売金額を決めなければなりません。商品ですからそれなりのものが提供できるように、試作を重ねるクラスもあります。そしてなにより食品を提供する以上、保健所の指示に従った衛生管理に注意を払わねばなりません。

また、必要なものや文化祭で出たゴミなども自分たちで揃えたり、処分したりします。普段は誰かに頼んで用意してもらったもの、ゴミ箱に捨てれば誰かが処理してくれたものを自分たちで回収し、あらためてすべてチェックし直し処分したことによって「いい加減」や「ルール違反」がいかに他人に苦労をかけるかを実感していくのです。

さて、今年の文化祭のスローガンは、「空前絶後のおぉぉぉ立短祭」でした。芸人さんのフレーズをお借りして軽い気持ちで付けたこのスローガンが、今年最も学生たちを悩ませました。8月、ある先生から「今年はどんなところが空前絶後なの?」と質問されて答えに窮してしまったのです。「空前絶後」とは、非常に強い言葉です。字義通りとは言わないまでも「これまでに例がない」何かをしなければ「看板に偽りあり」となってしまいます。このとき学生たちは、例年通りの企画しか考えていなかったようなのですが……紫友会役員の学生たちが何とか知恵を絞って「これまでに例がない」企画を考えました。ご来場いただいたお客様や学生たちに「ミッション」を与える放送を入れ、それを探して学内を回ってもらうという企画、みなさんご参加いただいたでしょうか。

こうやって、学生自治会が中心となって行う文化祭は成長していきます。来年は「空前絶後」ではないかもしれませんが、新たな役員のもと、また新しい姿を見せてくれることを期待しています。来年も皆様のご来場をお待ちいたしております。

 

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