幼教専攻ブログ

「専攻科 地域と子育てB」で商品開発にチャレンジ

12月16日(日)に、和田商店街でクリスマスマーケットを開催いたします。
和田商店会、地域のお母さんたち、子どもたちとコラボして、学生たちは子ども屋台の隣で手遊びメドレー、エプロンシアター、大型絵本の読み聞かせなど、クリスマスステージを行います。

そして今回は、マーケットで売る商品開発にもチャレンジしました。

その名も「多機能ポーチ！」
クリスマスにちなんで、赤と緑の2色展開です。

この授業では、子育て中の保護者から、子育ての現状についてお話を伺ったり、和田商店会のイベントを店主さん、お母さんたち、子どもたちと協働して取り組むことによって、地域で支える子育てのあり方などを学んできました。

そんな学びから、お母さんたちの日常に役立つポーチを開発し、マーケットの商品として売っていただこう！という流れになりました。

小さなお子さんをお持ちのお母さんたちにとって、どんなポーチが役に立つのだろう、、、。
「オムツや着替えなど荷物が多いから、ポーチは小さくしよう」

「洗えるポーチがいいから、全開できる形にしよう」

「細かくポケットをつけた方が便利かな？」

など学生たちが色々考えて試作品を作り、和田商店街でお母さんたちにプレゼンしました。

すると、、、
「たくさん入るポーチの方がいいから、もっとサイズが大きい方が便利だよ」
「母子手帳を入れたい。でも中身を入れ替えて洗ったりはしないし、細かいポケットより、大きめがいいなぁ」
「ポーチにマチが欲しい！」
などなど、お母さんたちからたくさんのアドバイスをいただきました。

お母さんたちの声を受けて、学生たちは
「こちらがいいと思っても、意外とお母さんたちにとっては別の方が良かったり、あまり大事じゃないかなと思っていたことが、お母さんたちにとっては実はすごく大事だったり、、、。」
「相手にちゃんと聞いてみること、思い違いを受け入れること、そこからまた新しく考えてみること、それって大事。コミュニケーションをとるって大切！」など、多くの気づきがありました。

そして嬉しいことに、店主さんたちから、このポーチ、子育て中のお母さんたちだけでなく、おじいちゃんおばあちゃん世代にも便利だから欲しい！という声も！そして、小学生からも「かわいい！ほしい！」との感想。

そんなわけで、ポーチの商品名は…
「ママさん、便利なポーチができましたよ。七変化ポーチ」から、シンプルに「多機能ポーチ」にしました。

ポーチを開くと、中に取り外せるポーチが入っているのが特徴です。いわゆる、ポーチinポーチです。たっぷり入るマチつきポーチ。便利ですよ。

試作を繰り返し、ついに方向性が決まり、お母さんたちからリクエストのあった、帆布を使ってポーチづくりへ！12/16に向けて、現在、鋭意製作中です。
学生たちと作りながら、教員も学生たちも「これ、自分用にも欲しいねー」なんていいながら、和気あいあいと作っています。

とはいえ、全て手作りですので、数に限りがございます。興味がある方はぜひぜひ！12/16に和田商店街まで足をお運びください。

子どもたちのかわいいクリスマス屋台、学生たちのクリスマスステージなどなど、夢いっぱいの世界が待っています！

（三國）

現代コミュニケーション学科（100名/共学）

〇現代コミュニケーション専攻
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