幼教専攻ブログ

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幼児教育

2023.12.14

レクリエーション・インストラクター養成

\第2弾 ブログ/

学生たちが地域で活躍!!
―地域が学びのキャンパスー

〜杉並区立済美養護学校ふれあいアートギャラリー協力〜

 

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杉並区立済美養護学校は、本学から歩いて10分弱のところにある区内の知的障害のある子どもたちが通う学校です。

本学からは善福寺川のほとりを歩いていくとあっという間に到着するほど近いところに位置しています。途中には公園も多く、近隣の保育園のお散歩コースともなっており、天気のよい日には子どもたちの元気な声が響き渡っています。

 

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夏まつりに続き、済美養護学校ふれあいアートギャラリーにレクリエーションインストラクター養成の一環として実際されました。

※前回のブログ記事 「杉並区立済美養護学校の夏祭りに
\ゲームコーナー出店しました!/ もぜひご覧ください。

今回の様子は 「特別支援教育研究N0.796」 にも掲載されましたので併せてご覧ください。

以下、学生等の活動レポートです。

 

♡アート作品制作の様子♡

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済美養護学校のアートギャラリーに参加するため、コラージュ作品をつくりました。大学の図書館のいらなくなった雑誌や新聞紙から、それぞれ自分が決めたテーマに沿って写真をさがしたり、お気に入りの写真を見つけたりと
思い思いに作業しました。
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手でちぎる人、はさみで切る人、ペンで写真にさらにアクセントをつけるなど、それぞれが工夫をし個性豊かな作品がたくさん出来上がりました。
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写真一つでも角度や向きによって全く違うものに見え、試行錯誤しながらつくりました。他の人の作品をつくる過程をみて、自分だけでは思いつかないアイディアをお互いに取り入れ、楽しみながら進めることができました。
作品制作での学生の工夫(抜粋)

自分で決めたテーマに沿った素材選びをすること、似たような素材も取っておいて配置しながら取捨選択をするようにした。素材を切る時にできるだけ余計な情報が入り込まないようにした。テーマ選び素材選びひとつとっても、人物にする、動物にする、食べ物にするなど個性が出ていて、さらに貼り方も画面を埋めるようにする人もいれば余白を残す人もいて、コラージュは簡単だがその人の個性が出る表現方法であることに気づいた。

統一感が出るように意識した。手でちぎったりハサミで切ったりさまざまな方法で試してみた。
普段あまり見ないような雑誌や、新聞を読むことで知らなかったようなことに気付けたり、思っていた以上に雑誌や新聞には綺麗な写真や絵があったりするので、コラージュ以外のことにも活用していけそうだと思った。

 

☆アート作品の加工・展示・鑑賞の様子☆

●ラミネート加工●

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PTAの方からラミネートの仕方を教わり、作品をラミネート加工しました。
作品は2、3枚で一列にするため、作品の雰囲気に合わせながらペアを決め、上下の作品で掲示する穴の位置が違うので、間違えないように皆で確認しながら、ラミネート加工をしました。
加工の後は、PTAの方が用意してくださっていたガイドを使いながら、掲示のために穴をあけました。
=ラミネート加工での学生の気づき(抜粋)=

ラミネート加工をした作品を橋の欄干に設置する時に、危険がないように結束バンドの余りを切っていて、地域にも配慮して行われていると思った。ラミネート加工時に、早く終わった人が説明を受けて、他の人に伝えるというように、連携しながら準備が出来た点が良かったと思う。反省点としては、結束バンドの扱いに慣れず、もたついてしまったのでもっと早く他の人に扱い方を聞いて手早く済ませることが出来たら良かったと思う。

ラミネートする前と後で色の濃淡がはっきりするものがあって面白かった。それに気づけたことが良かったと思う。設置では結束バンドを切ったものやテープなどゴミが出て、袋にまとめて入れていたけど、あとが大変そうなのでもう少しまとめられるとよかったと思った。

ラミネート加工は上下でつける作品とよく確認しながら穴を開けたりした。配置を通して、ただつけるだけではなく、川沿いを歩く子どもたちを配慮して余分な部分を切るなどをしていた。

 

●展示●

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午前中にPTAの方々が、済美養護学校の子ども達と地域の方々の作品を掲示した時に、私たち学生のために用意してくださっていたスペースに作品を掲示しに行きました。
ラミネート加工したときに開けた穴に結束バンドを通し、川の柵に固定しました。固定した後に全ての作品に付いている通し番号と、防水シールを貼り付けました。
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こちらが東京立正短期大学学生の作品です。
=展示作業での学生の気づき(抜粋)=

展示の過程に参加することも大切なことだと考えた。

結束バンドを短く切り、地域の子どもたちが怪我をしないように気を使っていた。

エリアごとにどんな方が作ったのか分かれていて見やすかった。

 

●鑑賞●

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今回のふれあいアートギャラリーでは、QRコードを読み取り回答するFormsのアンケートで投票を行っていました。
自分たちの作品は準備中に沢山見ていましたが、子どもたちや地域の方々の作品はこの日初めて見たので、学生たちそれぞれで自分のお気に入りを見つけるために作品の見学をしました。
学校の子どもたちの作品は、授業で制作したと思われる学年やクラスで同じような作品でしたが、子ども一人ひとり作品の雰囲気やこだわりの点が伝わってきて、どれも素敵な作品でした。
地域の方々の作品は、どれも違う形式の作品で色々なアイデアが集まっており、どれも素敵で面白いと思える作品でした。
鑑賞後の感想(抜粋)

子どもたちや身近な大人の展示品を見ることでそれぞれの表現法や思いを感じ取る事ができた。

色々な人がいて、色々な感性を持っている人がこの地域に沢山いることに気づいた。

養護学校の生徒さんの作品は、色々な素材で作られていて、様々な素材を使うことで、作品作りの中でも訓練や感覚を育てようとしているのだろうか。地域からの作品は小さい子どもが作ったと思われるようなものから、精緻なイラストと様々だった。2回目のアートギャラリーとのことなので、地域に根付いてきていて、アートギャラリーに出展するのを楽しみにしている方もいるのではないかと思った。

学校の子どもたちが作った作品はみんなそれぞれ個性があって可愛かったし、他の学校外の方が作った作品もそれぞれ表現の仕方が違って色々な作品に触れられるのがいいと思う。

個性豊かな作品が多くあり、見ていてとても楽しかった。

自分たちはコラージュでしたが、清美養護学校の子たちは粘土などを使った作品だった。学年や個人で作品が全く違ったので、みていてとても楽しかった。


ふれあいアートギャラリーの掲示期間は12月17日までです。
もしよろしければ、子ども達や私達の作品を見に、足を運んでみてください。

 

 

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学生制作のブログ記事を最後までお読みいただきありがとうございました。

今回も済美養護学校のPTAの先生方、保護者の方々のお力添えで、素晴らしい時間となりました。
まさに地域が学びのキャンパスですね。ありがとうございました。

なお、12月19日に撤去作業を行います。
そのときの様子は改めてお伝えします。

(レクリエーション活動援助法 担当:前嶋)


●東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。

●2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。


 

現代コミュニケーション学科(二年制/定員100名/共学)

現代コミュニケーション専攻(ビジネスコース・観光コース・心理コース)
幼児教育専攻
2年間で保育士・幼稚園教諭二種・児童厚生二級指導員取得可能]

 

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