幼教専攻ブログ

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幼児教育

2025.06.03

模擬保育が始まりました!!

さあ、いよいよ2年生前期の授業
「教育実習指導(責任)」で実践の
模擬保育が始まりました!!

東京立正短期大学 幼児教育専攻では2年生が5月〜6月に2回目の幼稚園実習に行きます。2回目の幼稚園実習では「責任実習」としてクラス担任の代わりに半日〜1日責任を持ち保育を進めていくことが求められます。

 なかでも大切なことは、目の前にいる子どもが「今、何に興味があり」、「現在どのような発達がなされているのか」しっかりと子どもを見ることです。その上で、実習生が“子どもと実際に行なってみたい活動”を指導計画として作成し、実習先の先生と相談の上、保育活動を行います。

 今回紹介する「教育実習指導(責任)」の授業は、まさにその実習生が“子どもと実際に行ってみたい活動”を指導計画として作成し、それをもとに模擬保育を行ってみる授業なのです!!(全15コマのうち模擬保育を行う授業は4〜5コマ)

それでは、東京立正短期大学・幼児教育専攻 授業「教育実習指導(責任)」で模擬保育に向けて、学生が取り組む過程をのぞいてみましょう。

まず→①【模擬保育を行う学生は、どのような保育活動を行いたいのかじっくり検討】→② 【子どもと実際に行ってみたい活動を決定】→③【模擬保育の前日までに指導計画を提出】→④【活動の準備物を子ども役の学生分と予備分を準備】→⑤【模擬保育を行う環境設定を行う(教室の机を移動する・子どもが使うクレヨンをロッカーに見立てた場所に置くなど)】→⑥【模擬保育のねらいと内容を教室のホワイトボードに書き発表】→⑦【さあ!いよいよ30分間の模擬保育スタート!!】→⑧【模擬保育終了】→⑨【子ども役の学生は模擬保育の「良かった点」と「改善点」を記入】→➉【模擬保育を行なった学生は感想を記入】→⑪【次の学生の模擬保育準備】

模擬保育がスタートすると、他の学生は対象年齢(3歳児〜5歳児)の子どもになりきります。授業担当の教員は、約30分間の模擬保育の動画撮影を行っているため口出しは一切しません。(緊急事態は手助けします…(笑))

 現在、模擬保育を終了した学生の保育活動の内容は次の通りです。

<模擬保育 活動内容>
・紙コップでうさぎ作り
・フルーツバスケット
・チーム戦しっぽとり
・カエルの玩具作り
・トコトコ動物
・時計作り

<製作の説明>

製作の説明.jpg

<子ども役 製作>

子ども役 製作.jpg

<製作過程の確認>

製作過程の確認.jpg

<ゲーム過程の説明>

ゲーム過程の説明.jpg

<フルーツバスケット遊び>

フルーツバスケット遊び.jpeg

<しっぽとり説明>

しっぽとり説明.jpg

<カエルの玩具>

カエルの玩具(1).jpg

<トコトコ動物>

カエルの玩具(2).jpg

このように、さまざまな活動を学生が考え実践します。同じ活動であったとしても対象年齢の違いやゲームの進め方の違いなどがあり、模擬保育を行う学生はもちろん子ども役の学生も子どもになりきることで、「これは少し難しいかも?」「この言葉かけはわかりやすい」などの体験が学びになるのです。

ここで、模擬保育を行なった学生の感想と子ども役の評価一覧を紹介します。

 

模擬保育の感想
  • 子ども役の皆んなが、盛り上げてくれたので笑顔でできた。
  • 時間を調整するのも難しく課題もあるが、少しずつできて良かった。
  • クラスメイトからの意見を実習に活かして頑張りたい。
  • 全体的にもう少し詳しく説明をすべきだった。
  • 時間配分が難しかった。
  • 「こうしよう」と頭では考えていたが実際には行うなうことができなかった。
  • 子どもの反応を見る。
  • 4歳児にはもう少しゆっくりなペースが良いと思った。 

 

子ども役の評価一覧

子ども役の評価一覧.jpg

2年生の授業、「教育実習指導(責任)」の紹介でした。

 

しかし!!

ここで終わりではありません。
ここからは、東京立正短期大学 幼児教育専攻の授業「教育実習指導(責任)」の模擬授業後の評価を使用して、同じ週にある授業「保育の計画と評価」と関連させた授業内容をお伝えします。

授業担当が「教育実習指導(責任)」で撮影をした動画と子ども役の学生が書いた評価一覧を使用して、全体で模擬保育の計画と評価(振り返り)を行なっています。そうすることで模擬保育を客観的に捉えることができ、次の責任実習に活かせることができるのです。

このように東京立正短期大学 幼児教育専攻の授業は、実際の保育現場で活かせる授業の取り組みとして、それぞれの授業を関連させながら取り組んでいます。また、学生の取り組みを「やりっぱなし」ではなく、しっかりと振り返ることで学びを深めています。

是非、東京立正短期大学 幼児教育専攻の授業を体験してみませんか。

夏のオープンキャンパスでは様々な内容の模擬授業を開催します。

皆さんとお会いできることを楽しみしています。

 

                     幼児教育専攻  新居直美

 


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●東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。

●2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。


 

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