2018.05.15
「保育実習指導Ⅰ(施設)」 授業レポート
心身障害児総合医療療育センター 指導科 科長 浦野泰典先生から
お話をお聞きしました!

幼児教育専攻2年生の科目である「保育実習指導Ⅰ(施設)」へ先生をゲストとしてお迎えしました。
保育士資格を取得するには保育所のほかに施設へ実習へ行く必要があります。この科目は施設実習の事前指導の授業です。
心身障害児総合医療療育センターへは1年生の時、保育士の職場を知るということで見学に行っていますが、今回は施設実習事前指導の一環として、ご指導いただきました。

学生も多くの気づきや学びがあったようです。
学生の感想の一部を紹介します。
《全体について》
・障がい者が使っている用具であったり、施設の生活のビデオや写真を沢山見せていただき、とてもわかりやすかっただけです。実習に関する注意事項も沢山知れて為になりました。
《利用児・者理解》
・障害者の方は言葉に出せなかったり、動きに出せなかったりするけれどみんな表情に感情があらわれているなとかんじ、サポートする側が読み取ってそこでも一つのコミュニケーションに繋がっていると思いました。
・話を聞いて、私たちは関わって来なかっただけで、日本にはたくさんの障害のある人たちがいることを改めて知りました。・・・・・自分が怖い、関わりたくないと思っていると相手にも伝わってしまうと思いました。関わりを深めていくうちに、絆ができたり、普通に過ごせていけるということを感じました。
・色々な工夫をする事で障害のある方でもできることがたくさんあるんだなと思いました。緊張しすぎずに、出来るだけたくさんの子どもと関わりたいです。
《生活の中での援助》
・障害のある人を理解し、状況をきちんと分かっていないと適切な介助ができないということを改めて実感しました。
・障害者の方々と接する上で、衛生面だけでなく、何かの動作をする時に最初に声を掛けてから行う事で安心感を得られる為、声を掛ける事の大切さを改めて知った。
・健常児と施設で暮らす人たちとの壁が少しでもなくなっていけばいいなと思う。
・道具にさまざまな工夫をしていて驚いた。より良い方法を見つけていく職員はすごいと感じた。色々な訓練方法があって、楽しみながらリハビリができ、訓練を受けている方々もいい表情をしていて、良い生活の流れだと思った。
・障害があっても変化や楽しみなどは一人一人にあることがわかった。その人に合わせた椅子、靴、車椅子などはもちろんのこと、それだけでなく日々何をしたのかという記録を残し自分を見つめられる機会も大切だと気づけました。
《補装具、自助具、とろみづけについて》
・食事の補助をする際にも、利用者の方が安全な食事をとれるように、水にとろみをつけたりと、工夫がされていて素晴らしいと思いました。
・やわらかいスプーンやストローは初めてみて、水も飲みやすいようとろみをつける工夫がされていることを知りました。サポートはするけど、利用者が自分の力で食べたり吸ったりできるよう工夫されているのだなと感じました。
・快適な人生が送れるよう、工夫されているのがわかりました。
・障がいを持っていても寝たきりにならないように様々な活動、行事が行われていることがわかった。自助具を見て、入所者を一番に考えてスプーンなどが柔らかく作られていることも知れた。
・食事の補助をする際にも、利用者の方が安全な食事をとれるように、水にとろみをつけたりと、工夫がされていて素晴らしいと思いました。
・やわらかいスプーンやストローは初めてみて、水も飲みやすいようとろみをつける工夫がされていることを知りました。サポートはするけど、利用者が自分の力で食べたり吸ったりできるよう工夫されているのだなと感じました。
・快適な人生が送れるよう、工夫されているのがわかりました。
・障がいを持っていても寝たきりにならないように様々な活動、行事が行われていることがわかった。自助具を見て、入所者を一番に考えてスプーンなどが柔らかく作られていることも知れた。
《実習へ向けての決意》
・実習オリエンテーションに配布されたプリントをよく読んで実習に備えることが大切であるとわかりました。
・利用者の方が不快に思わないように気をつけたいです。
・実習中には声かけとボディータッチを意識して仲良くなりたいと思います。
・正直、施設は少し不安や怖いなと思う部分がありますが、今日のお話を聞いて、とにかく笑顔で、自分から関わる事を大切に頑張ろうと思えました。
(前嶋)
現代コミュニケーション学科(100名/共学)
〇現代コミュニケーション専攻
心理コース/ビジネスコース/観光コース
〇幼児教育専攻
※2年間で保育士資格と幼稚園教諭2種免許のダブル取得が可能です。
※児童厚生2級指導員の資格も取得可能です。
〒166-0013 東京都杉並区堀ノ内2-41-15 TEL 03(3313)5101