キャンパス通信

3月16日（土）に、第52回卒業式/第12回専攻科修了式を挙行しました。
天気予報では雨といわれていましたが、当日は雲の合間から時々太陽が顔を見せ、卒業生の門出をお祝いしてくれました。

式の朝、短大２F玄関ホールに１年生の学生スタッフや教職員が集合し、役割分担や変更事項の最終確認を行った後、卒業式場である本学講堂に移動して開場時間を待ちます。

いよいよ開式。
開式の言葉、校歌斉唱と続き、学位記・修了証書授与です。
本学は1学年の定員が100名という小規模短期大学なので、短大生には『学位記』を、専攻科生には『修了証』を学長から直接授与されます。

続いて表彰状授与。

まず、藤井記念賞の受賞者に表彰状と記念品の授与が行われます。
藤井記念賞は、本学初代学長 藤井教詮先生を記念して、設けられました。本学在学中、行・学の二道において、最も顕著な功績をあげた学生１名に対し本学理事長より贈られます。

続いて、行学賞の受賞者に表彰状と記念品の授与が行われます。
行学賞は、「行学の二道を励み候べし」とお諭しになった日蓮聖人の御教えに基づき、卒業生の中より、学業並びに学内外の活動において、めざましい成果を上げた学生に本学学長より贈られます。
本年度は11名の学生が受賞しました。

閉式後、幼児教育専攻生と専攻科生が一つの教室に、現代コミュニケーション専攻はゼミごとに教室に集まりクラス会が行われました。
クラス会では担任の先生から、「卒業後は近況を報告して欲しい」、「辛いことがあっても東京立正短期大学で学んだ様々なことを思い出して頑張って欲しい」、「いつでも母校に遊びに来て欲しい」などのお話がありました。そして、父母の会・同窓会からの記念品や卒業アルバムを受け取りました。

クラス会終了後は、新高円寺駅で送迎バスに乗り、ホテルオークラ東京ベイに移動して謝恩会が催されました。

学生たちは、二年間（専攻科生は三年間）という短い期間ですが、授業や課題、行事、実習や就活などのすべてに対し、精一杯取り組んできました。中身の濃い学生生活を過ごしたことでしょう。そんな学生生活も終わり、4月からはそれぞれの道に進みます。東京立正短期大学の教育理念『生命の尊重、慈悲・平和』を胸に、明るく元気に活躍してくれることを願っています。