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お知らせ

2020.12.19

学長メッセージ

 

新型コロナウイルス感染症への対応について

 あと10日余りで、史上まれに見る惨禍に見舞われた今年も終わろうとしています。本学では、感染リスクをできる限り低減させながら、学生が学習の機会を逸することなく学習成果を収めるための最善の方法を常に模索しながら授業を進めてきました。年末にあたり、4月から現在までの授業展開についてご報告するとともに、今後の方針についてお知らせいたします。

 今年度は、4月当初の状況から対面授業は学生を感染リスクにさらすと判断し、オンライン授業の施設・設備整備と学生への周知期間を経て、4月20日(月)からオンラインで授業を開始しました。そして、6月1日(月)からは、現代コミュニケーション専攻と幼児教育専攻の学生が一週間おきに登校し、対面授業とオンライン授業を受けています。現代コミュニケーション専攻の学生が登校する週は幼児教育専攻の学生はオンライン授業、幼児教育専攻の学生が登校する週は現代コミュニケーション専攻の学生はオンライン授業という形にして、学生が密集することを避けながら対面授業を受講できるよう配慮しました。また、対面授業は全授業をオンライン配信しており、学生自身の判断で自宅から受講することもできるようしています。

 来年1月以降も今年度いっぱいは上記の方法を踏襲します。成績評価に際しては、定期試験が実施できないため、マイクロソフト社が提供しているTeams、Forms、ClassNotebookというアプリを使用した小テストや課題のやり取りを実施しています。新型コロナウイルス感染症の蔓延状況が見通せない中で、次年度の授業形態については現時点では未定ですが、オンライン授業システムを使用しつつ、できる限り対面授業も実施する予定です。

 とりわけ受験生および受験生の保護者の皆さまは、次年度の授業形態についてご心配されていることと思われます。本学では、小規模校の特徴を活かし、その時々の情勢に素早く対応してまいります。今年度も全国の大学に先駆けて4月20日にオンライン授業開始、6月1日に対面授業開始を実現しました。今後も、建学の精神である「生命の尊重、慈悲・平和」にもとづき、学生の安心・安全を最優先した授業展開と学校運営を行ってまいりますので、ぜひ安心してご進学ください。

学長 北川前肇

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