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幼児教育

2019.05.17

保育士としてどのような支援ができるのか?

 

授業「保育相談支援」を紹介します

「保育相談支援」は、保育士になるための必修科目です。前期に開講している2年生の授業を紹介します。

資料やDVD映像を用いた事例検討・グループワーク・ロールプレイングなど、演習形式ですすめることが多い「保育相談支援」。4回目の授業テーマは、「保育士の業務と保育相談支援」です。
この日は、登園時に、子どもが泣いて保護者を困らせるといった事例を取り上げ、保育士としてどのような支援ができるかを学びました。

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学生は4~5名の小グループに分かれて、この事例に対してどのような支援ができるか、授業や実習で学んできたことをもとに、どのグループも活発に意見が出されていました。

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次に、各グループの代表者が、保護者の立場になっての声掛けや、子どもの立場になっての声掛けなど、グループの意見をまとめて発表しました。

保育相談支援20190515 (4).jpg

 

学生から出された支援の一例

・抱っこしてTくんの気持ちを受け止め、園庭に行きTくんの興味のありそうなものを一緒に探す
・「ママに一緒にいてほしいね」とTくんの気持ちに共感し、受け止める
・泣き止むまで見守る
・Tくんが落ち着くのを待って、声掛けをしてTくんの希望に沿った対応をする
・子どもの気持ちに寄り添う
・抱っこしてトントンする
・「お母さんはお仕事に行かなければならないから、お見送りしようね」と誘う
・Tくんの気持ちを他のことに向ける(おもちゃを持ってきたり)
・他の先生に相談してみる(うまく泣き止まなかったら)

 

担当教員コメント

まず「共感」して気持ちを受け止めることが大事。2歳という年齢は、すぐに気持ちを他のことに向けて切り替えるのは難しいので、「お母さん行っちゃってさみしいね」と気持ちを受け止めてあげると安心して落ち着きます。他のことに気持ちを向けるのは落ち着いた後で。

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他のグループの異なる視点の支援方法を知ることで、保育者として現場に出たときに役立つ力を身につけることができます。

 


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