幼教専攻ブログ

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幼児教育

2019.10.03

施設実習に参加し専門的支援内容を学びました

幼児教育専攻の2年生が、夏休みに施設実習に参加しました。
保育実習指導Ⅰ(施設)の授業内で、実習レポートをもとに報告会が行われました。

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報告の流れは次のとおり。

  1. 施設の概要
  2. 配属先
  3. 自分の実習目標
  4. 印象に残っているエピソード
  5. 学んだこと
  6. 実習全体の振り返り

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4名の学生の発表内容をご紹介します。

Kさん
(障害者支援施設にて実習)

実習が始まってから3日間くらいは環境に慣れることに必死で、利用者の方とあまり関わることもできず、関わり方も分からずに悩んでいた。なぜ職員の方とはお話ししているのに私とは会話がないのだろう、どうずれば会話のきっかけになるのだろう、など悩むことも多かった。しかし、日を重ねるごとに環境にも慣れ、利用者の方と関わることができるようになり、特性、好きな物、興味のあるものが分かり、話を続けられるようになった。

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障害を持っているということもあり、一人ひとり支援が必要なこと、注意しなければいけないことが全く違うこと、利用者の方のペースに合わせた支援が大切なことを学んだ。

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実習前に授業で車椅子の練習を行ったように、事前に何かしら勉強してから行くと実習中に困ることが少ないと思った。入浴支援などは実際には無理でも、手順だけでも少し目を通しておくと支援しやすかったなと思った。
Tさん
(児童養護施設にて実習)

この施設では、年齢が上であっても職員が子どものそばに行ってお話をしながら寝かしつけが行われている。そのようなことは、子どもたちの日々抱えている不安をやわらげ、心の安定を図るためにも、職員が毎日かかわりを深めていくことは大切であると感じた。

子どもたちが、本当の家のように安らげる家庭的環境をつくれるように、職員の方々がどのように取り組んでいるのかを知ることができた。そして、職員が情報共有を細かく行うことで、子供たちの暮らしが確保されていると分かり、職員同士の連携の大切さを知ることができた。

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Oさん
(障害者支援施設にて実習)

実習を通し、日々利用者と関わることで、利用者の新しい一面を見ることができたり、利用者の寮での生活に携わることのやりがいを感じたりすることができた。

利用者が突然倒れてしまったエピソードから、常に命と向き合っているということを改めて感じることができた。

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コミュニケーションの取り方が利用者さんによって様々であること、例えば職員を困らせることによってコミュニケーション取るなど、関わっていく中で知ることができ、色々なコミュニケーションの仕方があるので、積極的にコミュニケーションをとることが大事だと学んだ。また、コミュニケーションをとることが苦手な利用者さんも、普段から周りをよく見ていて、どんなに対応が難しい利用者さんでも誠意をもって接していけば必ず心を開いてくれることを学んだ。

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Tさん
(障害者支援施設にて実習)

自分の手が空いたときや、何をすべきか分からないときは、利用者の方と積極的にコミュニケーションをとることで、名前を覚えてもらうことができ、活動の時など利用者の方から名前を呼んでくれた。

自分が伝えたいことを伝えること、話すこと、食事を自分で摂取できることなど、当たり前にできるというのはすごいことなんだと知ることができた。今回の施設実習を通して、気持ちに寄り添ったり、予測したりすることが大事だと学んだ。この実習の体験はこれからの実習にもつながると思うので、忘れずに頑張っていきたい。気持ちに寄り添ったり、意思表示をくみ取ったりと、自分が今できることをしっかりこなしていけるような保育士を目指したい。

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実習で様々な経験をし、そこから多くを学び、各段に成長した姿が見て取れました。それぞれの発表の後には、聞いていた学生たちから拍手がおこっていました。

11月には2年生と専攻科生の保育/施設実習が始まります。学生たちは、夏の施設実習での課題を明確にし、自らの目標をしっかり決めて次の実習に臨みます。子どもたちや、施設利用児・者のニーズを理解し支援できる保育者を目指し、11月の実習も頑張って欲しいと思っています。

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