幼教専攻ブログ

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幼児教育

2021.07.28

専攻科「音楽療法」で異なる音色の楽器を体験

 

専攻科の選択科目「音楽療法」は、

  • 子どもに合わせてピアノ伴奏や音楽でのかかわりができるようになること
  • 音楽療法とは何かを説明できるようになること 
  • 音楽活動の適切な目標設定や曲の選択ができるようになること  

が到達目標です。 

 

前期第14回目の授業では「ウェルネス音楽療法」をテーマに音楽によるストレス解消について学びました。音楽によって現在のストレス度を和らげること、ストレスを抱えた人にどのような援助ができるかを実践的に学びました。 

 

歌を歌ったり、語り合ったり、体操やダンスなどで身体を動かしたりしながら肉体的にも精神的にも社会的にも満たされた状態に近づこうとする “ウェルネス音楽療法” を体験し学生たちは何を学んだかをご紹介します。 

 

シェイカーパス 
20210728音楽療法②
プラスチックでできた手のひらサイズのフルーツシェーカーを手に取り、リズムよく隣の人に渡していきます。うまくいかなくてみんなでワーワーと声を出したり笑いあうことで、緊張をほぐします。 

 

ドレミパイプ 
20210728音楽療法③
子どもとドレミパイプの活動するときに空間認知力を育てるために行える方法、大人も楽しめる1~8の数字や8文字の言葉(今日はシロナガスクジラでした)を使った楽譜のない音楽づくりの方法を体験します。 
トーンチャイム 
20210728音楽療法④
トーンチャイムを音符にとらわれず歌に合わせて音を出していきます。 

 

受講学生の感想をご紹介します 

 

シェイカーパスについて 

  • 見た目でも音でも楽しめるというところがとても良いと思いました。自然と笑顔になれて、とても楽しかったです。仲良くなる最初の一歩として活かせると思いました。 
  • 見た目が素敵。振る時が楽しい! 
  • 見た目が可愛くてとても鳴らすのが楽しかったです。鳴らしているときは悩みのこと等は忘れ、無我夢中になりました。体を動かせるので良かったです。 
  • フルーツは見た目もかわいくてシャカシャカ音も鳴ってワクワクしました。手の発達遊びにもいいなと思いました。 

 

ドレミパイプ 

  • 様々な使い方で、音を奏でられるのでとても楽しめると思いました。ドレミパイプでカラフルな音を作り出せることに感動しました。遊び方次第でずっと遊べると思いました。 
  • 難しくしたら難しくなる。色々なところをたたいて音を出すのが楽しい。 
  • 決められた番号を繰り返し鳴らすのはとても楽しく、一体感が生まれて良かったです。難しかったですが、子どもと行うときは色々配慮が必要だと思いました。 
  • ドレミパイプは順番がだんだん分からなくなってしまったけれど、それが面白くてツボにはまりました(笑)。 

 

トーンチャイム 

  • 奇麗な音を聞いてとても癒されました。音の響きがキレイなので、たくさん演奏したくなりました。 
  • 音がきれい。幸せな気持ちになる。とても癒される音。 
  • とても奇麗な音でカワイイ音楽に合うのだなと思いました。 
  • オルゴール的な音で癒されました。歌の音じゃないのにバラバラに聞こえなくて、むしろキレイで楽しかったです。 

 

「音楽療法」の授業で習得したことは、保育の現場だけではなく幅広く実践することができます。
いろいろな方法がある中、この日は3種類の異なる音色の楽器を使った活動を体験しましたが、学生たちも音楽の持つ力に癒され、元気が湧いていたようでした。 

 

 


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