幼教専攻ブログ

心臓マッサージ

人形を使って心臓マッサージの練習をしました。手を置く場所やマッサージのリズムを確認し、人形の胸部が沈む感覚を体で覚えます。保育現場で乳幼児突然死症候群の発症やうつぶせ寝による窒息が起きた場合、子どもの心臓マッサージは片手で行います。

汚物処理

吐物に見立てたゼリーを床にまいて、吐物処理と清掃法を学びました。ビニール製のエプロンと手袋を素早く装着し、消毒薬を吹きかけてからペーパータオルを使って拭きのばさないようにまとめます。エプロンと手袋は外側に触れないように外し、ビニール袋に捨てるまでを練習しました。

手指消毒確認

手洗いが正しく行われているか、専用ローションと紫外線ランプを使って確認をしました。まず、専用ローションを手にとり、手のひらや手の甲、指にのばした後、通常どおり石けんを使って手洗いを行います。その後、紫外線ランプに手を入れると、洗い残しの部分が白く浮き上がります。思った以上に洗い残しがあることに学生たちは驚いていました。感染症に感染しないためにも、日頃から意識して手洗いを行うことが大切です。

「子どもの健康と安全」では、安全で健全な保育環境を整えていくための知識と技術の獲得を目指して、今回の授業のように演習も行いながら実践的に学んでいます。
2年生の多くは、４月から保育現場に出ます。いざという時には慌てずに、授業で学んだことをスピーディーに実践できるよう、日頃からイメージトレーニングを心掛けましょう。

「子どもの健康と安全」担当：手塚和美