2025.08.13
幼稚園実習Ⅱの振り返りを行いました!!
東京立正短期大学 現代コミュニケーション学科 幼児教育専攻の2年生が幼稚園実習Ⅱを終え、「教育実習指導(責任)」の授業で、個人そしてグループで振り返りを行いました。
どのような項目で振り返りを行ったのか少しのぞいてみましょう!!
【個人での振り返り項目】
① 実習園の保育環境で気づいたこと(どんな楽しい・面白い・珍しい・工夫された環境があったか。)
② 責任実習を行ったクラスの子どもたちの姿(年齢や子どもが何に興味があったか)
③ 実習園の先生がどのように子どもに関わり・言葉かけを行っていたか
④ 幼稚園実習に2回行ったことでの気づき(1年生の時には気付かなかったこと)
⑤ 幼稚園実習を通して楽しかったことや大変だったこと
上記の項目を模造紙(半分サイズ)に記入し、完成後は発表と質疑応答を行いました。
内容の一例をご紹介します。
【個人での振り返り項目】
- 実習園の環境で気づいたこと(どんな楽しい・面白い・珍しい・工夫された環境があったか。)
・園庭が広い
・教室から園庭が直結
・活動準備はいつも同じ場所
・主体的に関われる環境構成 - 責任実習を行ったクラスの子どもたちの姿(年齢や子ども等が何に興味があったかなど)
・困っている子を助ける姿があった
・ハサミを使って製作ができた
・活発な子が多かった
・虫に興味があった
・ひらがなが読めた
・ドッチボールやダンスをしていた
・自分がやりたいことを見つけていた - 実習園の先生がどのように子どもに関わり・言葉かけを行っていたか
・子どもの成長を大切にした関わり方
・一つ一つ活動の際にメリハリをつけた話し方
・子ども一人一人を尊重した言葉かけや子どもの前に立つ際にはより丁寧な言葉の使い方
・『〇〇やって』ではなく『やってくれるの?』と子どもの態度や気持ちを尊重した言葉のかけ方 - 幼稚園実習を通して楽しかったことや大変だったこと
<楽しかったこと>
・子どもとの関わり(遠足・戸外や室内での遊び)
・絵本、紙芝居を読む時
・子どもと一緒に給食を食べる時
・子どもが大好きと言ってくれたこと
<大変だったこと>
・子どもからの質問に答える時
・日誌や製作の準備
・指導案の作成
実習では、教科書で学べないことをたくさん経験してきたようです。
個々の発表後に、自分の実習園とは違う環境構成や取り組みを知り「〇〇幼稚園の場合はどうだった?」「〇〇幼稚園は椅子など出さずに部屋を広く使うんだね」など疑問点を積極的に質問しました。また「子どもたちが覚えてくれてて、嬉しかったよね」など仲間と共感し、実習での経験を学びに繋げました。
さあ次は、
【グループでの振り返り項目】です。
① 子どもの姿
② 保育者の関わり
③ 自分の戸惑いや悩み
④ 日誌を通して気づいたこと
⑤ 次の実習に生かしたいこと(施設・保育所)
⑥ おすすめの遊び方や絵本など
文字の配置相談。発表は見せ方も重要。
実習の内容を確認しながら、模造紙に記入。
グループでの話し合いの一例もみてみましょう!!
【グループでの振り返り項目】
- 子どもの姿(子どもの行動や言葉で印象に残ったこと)
・仲間への思いやりがあった
・色々なことに挑戦する気持ちが見られた
・集団生活の中での成長があった - 保育者の関わり(言葉かけなどで学んだこと)
・子どもの自主性を尊重する言葉かけをしていた
・楽しい雰囲気を作り出す言葉かけをしていた
・子どもに対してすぐに手伝うのではなく見守ることも大切であると感じた - 自分の戸惑いや悩み
・子どもへの言葉の掛け方の難しさ
・日誌の記入に時間がかかった
・ピアノを弾くことが不安
・体調管理 - 日誌を通して気づいたこと
・自分の思いや振り返りを日誌を書くことで気づいた
・保育者の声の掛け方、関わり方や思いなどが分かった
・子どもや保育者の気づきを書くことで学びにつながった - 次の実習に生かしたいこと(施設・保育所)
・体調管理をしっかりすること
・子ども・保育者とのコミュニケーションを行うこと
・色々な指導案のパターンを考えておくこと - おすすめの遊び方や絵本など
・フルーツバスケット
・シルエットクイズ
・じゃんけん列車
・しっぽとりゲーム
以上、幼稚園実習Ⅱを終え2年生は、とても学びを深めたようです。
6月のブログでお知らせをした「模擬保育」を実践してみたか?学生に聞きました。
「模擬保育」の活動を「やってみた!」という学生と子どもの様子を見て「変更した」という学生がいました。
実際に「模擬保育」を行った学生は「自信になった」「1度行っていたからやりやすかった」「模擬保育をやっておいてよかった」とのことでした。
また活動を変更した学生は「変更したが、模擬保育をやっていたから臨機応変に対応できた」「模擬をやっておいてよかった」とどちらも、授業で行った「模擬保育」の経験が実習で活かされたようでした。
東京立正短期大学 現代コミュニケーション学科 幼児教育専攻の授業は、「個人の学び」を深め、「仲間と共に学ぶ」ことでコミュニケーション力を養います。
東京立正短期大学の
夏のオープンキャンパスでは模擬授業
を行っています。
授業を体験してみませんか?皆さんにお会いできること楽しみにしています。
(幼児教育専攻 新居 直美)
●東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。
●2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。
東京立正短期大学
現代コミュニケーション学科(二年制/共学)
幼児教育専攻
[2年間で幼稚園教諭二種・保育士・児童厚生二級指導員取得可能]
現代コミュニケーション専攻
(ビジネスコース・観光コース・心理コース)
〒166-0013東京都杉並区堀ノ内2-41-15
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