現代コミ専攻ブログ

News
現コミ

2018.11.20

リアルな災害を体験して、防災について学ぼう!

11月12日(月)~17日(土)の一週間は、アクティブラーニングウィーク。通常授業を行わず、校外授業や資格対策講座など、普段なかなかできない企画を一斉に実施する、本学独特の一週間です。様々なことに直接触れることで、通常の講義では得ることのできないことを学びます。


池袋防災館見学レポート

11月12日、「日本事情」受講者と幼児教育専攻の学生2名は、池袋にある東京消防庁防災館へ見学に行ってきました。

 目的は、日本事情Bの授業のテーマが防災という観点で日本社会を学ぼうということから、留学生が日本で多発する地震をはじめとした災害を学ぶため、というのもありますが、日本人でもなかなか意識化することが難しい日常的な防災を知るためでもあります。特に今年は日本各地で災害が起きた年でした。過去から学び、今後起こりうる災害の被害をすこしでも減らし、悲しい思いをみんながしなくてもいいようにしたいものです。特に母国から離れた留学生が、留学中に災害にあって命を落としたり怪我をしたりしなくてもいいように、留学生必修の「日本事情」クラスでは、毎年防災館見学を行っています。

 防災館に集合して、まず見たのは映画でした。それは東日本大震災、阪神淡路大震災、関東大震災をテーマにしたアニメーション映画で、私たちがすでに学習した災害についてでした。

見学中.jpg

そして消火器体験。これから空気が乾燥して火事が多発することは予想されます。そんな時、大人として消火活動につく必要があります。まず、「火事だ!」と叫ぶことが大切!また消火器はけっこう重いものです。その消火器を持って消火活動することの難しさも感じました。

消火器.jpg

3つ目は煙体験。火事の時に煙が充満した建物から脱出することを体験しました。そんな時大切なのは、姿勢を低くすること。そして「おかしも」という合言葉。「おさない」「かけない」「しゃべらない」「もどらない」。みんなの命を守るために、忘れないようにしたいものです。
最後に地震体験です。東日本大震災で起きた揺れを再現してもらい、それを体験しました。その揺れは、斜めにも感じられ、とても生きた心地のしないものでした。あの揺れが東京で起きたらどのような被害が生じるのでしょうか。

起震車.jpg

 このように私たちは4つの体験をしてきました。もし大学で、大学への通学途上で、自宅で、遊びに行っている時、アルバイトの最中に地震が起きたら、火事が起きたらということが具体的にイメージすることができ、今後の授業の中でも生かされるだろうと思います。なによりも、自分の命を守ることに主体的に臨むことの重要性を学んだ半日でした。

<松本>

★アクティブラーニングとは★
教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学生の「能動的な学修」への参加を取り入れた双方向の授業・学習法の総称。本学のアクティブラーニングウィークのプログラムは授業の一環であり、各プログラムは学生が能動的に参加できるよう事前課題および事後課題があります。

 

 

現代コミュニケーション学科(100名/共学)

〇現代コミュニケーション専攻
 心理コース/ビジネスコース/観光コース

〇幼児教育専攻
 ※2年間で保育士資格と幼稚園教諭2種免許の
    ダブル取得が可能です。
 ※児童厚生2級指導員の資格も取得可能です。

 

〒166-0013 東京都杉並区堀ノ内2-41-15
TEL 03(3313)5101
FAX 03(5377)7641


*オープンキャンパスのお申し込みは コチラ

 

 

上に戻る