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2020.04.17

りったん通信 special edition -6-

生活の変化

 

 今朝、(つばめ)の巣に気づきました。私の住んでいる集合住宅の玄関の軒先に毎年やって来て、(ひな)を育てて巣立っていきます。もうそんな季節…燕はいつもと同じ、とちょっとほっこりしました。これからしばらくは、いつ雛が見られるか楽しみです。

 コロナの影響で生活が変わり、ほぼ毎日家で過ごすことになりました。仕事の環境だけでなく、どうやったら快適な場所になるか工夫するのが日課になりました。机の上や部屋のあちこちを少しずつ片付け、毎日少しずつスッキリしてきました。なかなか人と触れ合えないので、植物を育てたり花を飾ったりして毎日話しかけてみようかと思っています。

 人類の未知のウィルスとの戦いは今に始まったことではなく、ペストやスペイン風邪、結核など歴史でも教わりましたし、記憶に新しいところでは、2009年の新型インフルエンザがあります。いずれもワクチンなど医学の発達によって克服し、現在私たちがインフルエンザと呼んでいるのはかつての新型インフルエンザのことです。

 しかし、今回の新型コロナウィルスは、“ウィルスとしてはとても賢く生き延びる”という特徴があり、人間にとってはとても手強い相手です。緊急事態宣言が明けても、第2波、第3波に対応しながら生活を続ける期間が長く、これまで通りの生活に戻るとは考えにくいと危惧されています。身の周りの世界が変わってしまうなんて想像がつかない…どうしたらいいかわからないと不安になっている人も多いのではないでしょうか?

 でも、学生の皆さんが生まれる前、ほんの少しちょっと昔の私が子どもだった頃は、コンビニもなく、夜の道はどのお店も閉まっていて暗かった…ちょうど今の感じでした。夜は多くの人が家で時間を過ごしていました。“働き方改革”も含め、ちょっと変わっていくのもそれほど悪くないのかもしれません。これまでが便利すぎたのかもしれないという気もします。

 AERAという雑誌(4月20日号)で内田樹氏が「コロナと共生する世界」について書いていました。その中の「シンプルに諦める」という言葉に惹かれました。“外に出られない”。“友達と一緒にいられない。”ことは諦めて、いつもと違うことをしてみたらいいのでは?家でじっくり本を読んだり映画を観たりお料理したり、もちろん勉強したり、一人の時間を過ごす中で自分の新しい面を発見するかもしれないですよね。

 

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幼児教育専攻
教員 澁谷美枝子
 

 

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