キャンパス通信

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2024.03.30

就職に関する卒業生アンケートを実施しました

 

本学では、学生の希望に沿った就職を実現できるよう、さまざまなキャリア支援を行っています。
その一環として、卒業生および卒業生が在籍する(した)企業のご担当者様に対して実施した就職アンケート結果が出ましたので、お知らせします。
企業のご担当者様に置かれましては、日々お忙しい中アンケートにご協力くださり、本当にありがとうございました。
卒業生の皆さまにも感謝申し上げます。
寄せられたご意見を今後のキャリア支援に活かしていきたいと思います。

 

1.実施 

  令和5年8月

 

2.調査対象・回収率

  ①卒業生アンケート(基準協会実施)
   ・R4 年度(2022 年度)卒/R5.3
    卒業生92 名     3 名回収    回収率  3.3%
   ・R2 年度(2020 年度)卒/R.3.3
      卒業生88 名   10 名回収    回収率11.4%

  ②就職先アンケート(本学実施)
   ・令和4年度(2022 年度)
    卒/R5.3月卒業
    67就職先   30通回収  回収率44.8%

 

3.調査結果公開

  令和6年3月

 

4.アンケート結果

   ①卒業生アンケート(2022 年度卒・2020 年度卒合算)

   ②就職先アンケート(2022 年度卒)

 

 

アンケート 総括

 

短期大学基準協会の卒業生アンケート調査では、全国に比べて正規職員での雇用率が高く勤続年数も長いなど、本学における就職支援の目的にかなった結果が出た。短期大学への評価を問う質問では、「短期大学の先生」「短期大学の事務職員」を「そう思う」と回答した割合が短大全体の平均よりも高い評価が出ている。この結果は、両専攻学生の就職活動に対してサポートを行った就職支援室の職員をはじめ、専任教員やキャリアに関する非常勤講師による手厚い支援の成果だと言える。

次に、「短期大学で学んだ知識や能力はどの程度役立っているか」という質問に対しては、「専門分野や学科の知識」「PC など情報機器を使う力」など習得した知識や技能だけでなく、「異なる文化や考えを持つ人々を理解する力」「他の人と協力する力」「コミュニケーション能力」「ねばり強さ」などが身につき、卒業後の仕事にも役立っていると感じている卒業生の割合が高かった。また、卒業生の就職先である一般企業や園に対して本学が独自に実施している「卒業生についてのアンケート調査」では、「就職後に必要だと思う職業的能力」について、一般企業・園ともに、「年齢に関わらず、気軽に会話できる能力」「相手を理解し、異なる意見を受け入れる能力」「自分から行動する力」「柔軟な発想力」「好奇心・興味関心を持つこと」などを重視していた。

アンケート結果を活かして必要な能力を高める教育を展開すべく、就職委員会ならびに現代コミュニケーション専攻・幼児教育専攻の各専攻課程会議で議論し、教授会で審議した結果、本人たちの自己評価に対する企業や園の評価が一段低い理由は、本学の教育・指導の中で「手厚い個別サポート」を常に優先させている結果かもしれないと考え、自己評価につながる「学校での評価」と「実社会の評価」に生じているギャップを埋める必要があるという結論に至った。そのためには、サポートだけでなく自立(自律)のステップを踏ませる教育・指導の体制づくりが課題となる。改善策として、教職員との関わり方や指導の中でアポイントメントや提出期限など社会人基礎力を徹底させることで、学生が自らの問題に対して見通しが立てられるようにしていきたい。

(就職委員会)


 

現代コミュニケーション学科(100名/共学)

〇現代コミュニケーション専攻
 心理コース/ビジネスコース/観光コース

〇幼児教育専攻
 ※2年間で保育士資格と幼稚園教諭2種免許の
      ダブル取得が可能です。
 ※児童厚生2級指導員の資格も取得可能です。

〒166-0013 東京都杉並区堀ノ内2-41-15
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