幼教専攻ブログ

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幼児教育

2019.02.22

『保育インターンシップ』授業レポート

専攻科新設科目『保育インターンシップ』
-後期ハイライト-

この科目は、専攻科での新設の科目です。幼児教育専攻での2年間の学びを踏まえて、保育現場での実践力養成を目的としています。
具体的には、下記のようなStepで学んでいました。

Step①
地域の保育関係の機関・施設等で講話を聴き、施設見学を行います。

Step②
保育園(東京立正保育園)の保育を参観し保育環境について学びます。

Step③
保育園の指導のもと、関係機関の協力を得て、子どもの最善の利益につながる保育の環境づくりを実践します。

前期は、Step①を行いました。
後期は、Step②③を中心に行いました。

第一弾 杉並区立こども発達センター訪問&講話(2018.10.09)

「保育士の活躍する職場」の一つである「杉並区立こども発達センターたんぽぽ園」へ訪問しました。この施設は児童福祉法では「児童発達支援センター」と呼ばれています。「障害のある子どものための」日中活動を支援する「幼稚園のような」ところであります。朝、登園し朝の会、午前の活動、お昼ごはん、午後の活動、帰りの会、降園の流れとなっています。今回は施設内の見学と講話・実演・体験(大林園長先生、水谷先生)を通して、「保育環境について」学習をしました。大林園長先生、水谷先生から質問にも沢山答えていただきました。本当にありがとうございました。

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第二弾 東京立正保育園訪問&振り返り(2018.12.04)

これまで様々な専門機関・施設を訪問し、見て・聞いて・体験して学んできた保育環境作り。いよいよ堀之内学園の保育園で実践する時がきました。まずは、保育園の保育環境を知ることを目的に訪問をしました。この日は東京おもちゃ美術館副館長の石井今日子先生、保育園の石田園長先生にもご協力いただきました。

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後半は短大にもどって来て、東京おもちゃ美術館の石井先生からご助言をいただきながら、どんなおもちゃがあったらよいかをみんなで考えました。
 
第三弾 東京立正保育園プレ・インターンシップ(2018.12.11・18)

まず、前回考えたおもちゃの試作品(牛乳パックつみき、布ボール)をづくりです。子どもたちがどんな顔をして遊んでくれるか、想像しながら作りました。みんな真剣に黙々と作業をしていました。

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制作したものを保育園へ持参し、実際に子どもたちと少しだけ一緒に遊ぶことをしました。遊びを通して子ども達一人ひとりについてより知ることができました。また、同じおもちゃで、遊ぶ保育士の先生方の関わりも学ぶことができました。今回は女子美術大学の川口吾妻先生に、同大学で「こ・こ・ち」プロジェクト(リラクゼーションプログラム)として実践されているクラフトドームで使用するペットボトルライトなどのおもちゃもご持参いただき、実践していただきました。また、おもちゃと遊びのスペシャリスト、東京おもちゃ美術館副館長石井今日子先生、おもちゃの安全面のスペシャリスト、一般社団法人知ろう小児医療守ろう子ども達の会の代表阿真京子先生、インクルーシブ保育環境作りのスペシャリスト前杉並区立こども発達センター所長村一浩先生にも同席していただき、保育園の環境とおもちゃについてご助言をいただきました。

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後半は短大にもどり、プレ・インターンシップの振り返りをしました。今回のおもちゃは子どもにどうであったか、どんな遊びができるのか、専門家にアドバイスを頂きながら考えていきました。石田園長先生からは、布ボール、牛乳パックおもちゃは子どもたちに非常によいのでぜひ作ってほしいとの声がありました。

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第四弾 東京立正保育園インターンシップ(2019.01.08・22)

インターンシップ本番です。
1月8日(火)の放課後に保育園を訪問し、実際に自分たちで作り、遊び方も色々と考えやおもちゃをもっていざ保育園へ。

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当日は、一番好評だった布ボールを子どもの人数分作り、持参しました。

今回は1歳児クラスと、二歳児クラスの2グループに分かれて実習をさせていただきました。

各クラスに記録係(ビデオ担当)として、短大の教員も入りました。

 はじめとても緊張している学生でしたが、保育士の先生方のご協力で、徐々にその緊張が解けていきました。

 一人ひとりの子どもに寄り添い、関わる学生の姿も沢山みることができました。

1月22日(火)には、石田園長先生同席のもと、保育の振り返りとしてビデオを見ながらふりかりを行いました。助言者として、東京おもちゃ美術館副館長石井今日子先生、前杉並区立こども発達センター所長村一浩先生にも同席していただきました。

記録用紙に「関わりの中で生まれた子どもの遊び」「自分自身の動き・気づき」「保育者・その他の学生の動き」などを記入しながら、ビデオ分析を行いました。

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学生たちは自分の行動を客観的に見直すことができたようです。

東京立正保育園に先生方には、快く迎え入れていただき、学生をサポートしていただきました。

専門家の皆様からのご助言により、学生の想像力・創造力がかき立てられたようです。

いつも以上に輝き生き生きする学生の姿をみることができました。

ご協力いただきました皆様本当にありがとうございました。

(前嶋)

 


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