幼教専攻ブログ

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幼児教育

2021.07.15

レポートテーマ発表(専攻科「保育課題研究」)

専攻科の必修科目「保育課題研究」をご紹介します

「保育課題研究」では、保育・幼児教育に係わる現代の課題を理解すること、専門的知見に基づき論文としてまとめること、PowerPointを使用して内容を効果的に伝えることができることを目標としています。 

学生は卒業までに、保育を中心に現代における諸課題について多角的な視点で研究と分析を進め、レポート発表の場において討論し、保育・幼児教育を取り巻く課題についての理解を深めます。 

2021年度前期、新型コロナウイルス感染症予防の一環で、オンライン授業と対面授業を交互に実施する授業形態となりました。 

前期も終盤の7月15日、対面授業に参加できる学生は教室で受講し、電車通学や同居する家族の感染が心配な学生は、自宅からオンラインで授業に参加しました。 

20210715 (保育課題研究)③.JPG

『私が今年取り組みたいテーマ』と題し、PowerPointを使い1人15分(発表10分以内、質疑応答5分)の中間発表会が行われました。 

 

レポートテーマ発表

幼児教育専攻での2年間の学びを土台に、前期授業のトピックの中から研究課題を定めた「中間発表」からいくつかご紹介します。 

  • 実習園に関する考察 

子どもの主体性や責任感が育まれるよう工夫がされた園での実習で感じたことなどを紹介します。
様々な課題への気づきから、保育は正解がなく、様々な方法、視点から子どもの成長を育むことが出来るのだと認識しました。 

  • 「ムーミン」から学ぶ 

子どものアニメとは思えないほど奥深いセリフがちりばめられていて、子育てや保育、普段の生活に通ずるところがたくさんあると気づきました。
ムーミンを通して、今までより考え方や視野が広がったと思います。 

  • 研修している園での子どもたちに関するエピソードから 

昨年度保育実習に行った園で今年は週1回研修をしています。
保育現場で目にしたエピソードを紹介し、保育士としてどのような対応が望ましいのかを考察します。
食べ物の好き嫌いがある子どもにどうやったら食べてもらえるのか、日々繰り広げられるケンカから我慢と反省と仲直りを学ばせるにはどうしたらいいか、障害のある子どもに成功体験をさせるためにどのような寄り添いが必要かなどを自分なりに考えたいと思います。 

  • LGBTQの現状と課題ーそれに基づいての幼児期と保育者の性役割観の関わり方ー 

LGBTQについて知り、幼児期の性役割観を保育の面で考えたいと思います。
「男の子だから青、女の子だから赤」などの決めつけをなくし、 「○○だからだめ」ではなく「そんな考えもあるよね」と分かちあうように、子どもの多様性を理解し、物事を柔軟に考えられるようになったらいいなと思います。 

  • 子ども向け番組から見る子育て環境の変化や子育てへの影響 

自分が幼少期の頃に見ていた子ども向け番組と現代の番組を比較し、どの様な変化があるか研究します。
時代によって変化する「子育て家庭の状況」を把握しながら番組が形を変えて寄り添っていると感じました。各番組の目的やねらいをもっと知りたいと思います。 

 

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後期には、各自研究を進め、より深く広く保育について学んでいきます。
後期最後の研究発表会が楽しみです。 

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