2025.01.24
保育の現場と連携した「学習発表会」
「保育者として働くこと」を視野に入れた
東京立正短期大学の学び
~ 学習発表会で保育の現場と連携した学びを披露 ~
東京立正短期大学幼児教育専攻では、保育現場とともに、実体験を重視した教育を行い、理論と実践のバランスのとれた「子ども理解」ができる保育者養成を目指しています。
幼稚園・保育園での現場経験を持つ教員が、教材の制作指導だけでなく、子どもたちと関わるために必要なスキルを、「保育教材研究」などの授業を通して丁寧に指導しています。
学習発表会
12月19日には、これまで授業で学んだ成果を発表する「学習発表会」が行われました。
1年生は、「基礎教養」において現場に出かけて学んだことを踏まえ、「保育教材研究」においてパネルシアター・エプロンシアターなど教材研究を重ね、東京立正保育園の子どもたちと大型絵本やエプロンシアター・パネルシアターなどを通して関わりました。
2年生は、各自が自分で選んだ「ゼミナール」ごとに幼稚園・保育園・施設に多く出向き、子どもとふれあい、保育者から話を聞くなど、実践的に学んできました。その成果を、各「ゼミナール」で設定したテーマに沿って、ポスター発表を行いました。
学習発表会冒頭 学長挨拶
続いて、東京立正保育園の2歳児入場
保育教材研究発表 1年生
ゼミの学び ポスター発表 2年生
自分が選んだ「ゼミナール」 保育の現場で学ぶ
今年度から、2年生は「ゼミナール」が始まりました。自分の興味・関心や就職希望を考えて、教員の専門に基づくゼミナールの中から1つのゼミナールを選びます。
4月から12月までの期間、2年生は各自が選択した「ゼミナール」で幼稚園・保育園・施設などに出かけました。単なる見学ではなく、施設の専門職員から説明を受け質問したり、施設の子どもたちや利用者の日常の様子を見せてもらったり、時には、絵本の読み聞かせ・ゲームなどで子どもたちと関わるなど、実践的な学びをしてきました。
どのような施設に行きたいか、どのようなことが知りたいのか、訪問先が決まったら日程の調整、交通手段の検討・待ち合わせ・役割分担、先生に報告・連絡・相談…学生が主体となって活動することも、多くの学びにつながっています。
児童館で 絵本を通して親子と関わる
心身障害児の医療療育センターで 自分で体験してみる
2年生が「ゼミナール」ごとに学習成果を発表
今年度のゼミは保育者が働く施設の種別に、「幼稚園」「保育園」「子育て支援」「福祉施設」の4つでした。
各ゼミがパネルを使って発表し、発表者以外の2年生と1年生が4つの発表を回って説明を聞いたり質問したりしました。来賓として参加された東京立正短期大学学長、法人本部常務理事、在学生の保護者の方も、それぞれのゼミの発表を回り熱心に耳を傾けていました。
[ゼミごとの発表内容]
保育園:見学した3園の魅力と特徴(鈴木ゼミ)
幼稚園:新居ゼミの内容と2つの幼稚園紹介(新居ゼミ)
子育て支援:(中山ゼミ)
「子ども家庭支援センター、児童相談所、子育て支援拠点に焦点をあてた発表」
福祉施設:「保育士が働く施設の一日」(前嶋ゼミ)
東京立正短期大学の幼児教育専攻は、「現代コミュニケーション学科」の中にあります。
現代は、SNSの普及により目まぐるしくコミュニケーションの形が変化していますが、人間が生きていくためにはコミュニケーションは欠かせません。特に、幼児教育の分野では、自分自身だけでなく子どもたちのコミュニケーションの力を育てるという大切な使命があります。
自分が選んだゼミで、学校の中だけでなく保育・教育・福祉施設に出かけ、「会って・話して・関わって、知る 」ことを大切にしています。自分ひとりではなく、クラスやゼミの人と一緒に活動することで、様々な受け取り方や考えを知って自分の考えを深めることができます。そして、一緒に活動した仲間とのコミュニケーションは、卒業後も大切な「保育者仲間」として 続いていきます。
1年生が保育園児と交流
1年生はリニューアルした「基礎教養」で保育の現場に出かけ、その学びを踏まえて「保育教材研究」の授業でパネルシアター・エプロンシアターなど教材研究を重ねています。
学習発表会では、教材研究の成果をもとに、東京立正保育園の2歳児と交流しました。
発表の最初は・・・「はじまるよ」の手遊び
ぐりとぐら 大型絵本
はらぺこあおむし エプロンシアター
どうぶつさんたちとあそぼう スケッチブック・パネルシアター
どのグループも、子どもたちとのやりとりを多く取り入れた発表でした。子どもたちは身を乗り出して発表を聞き、立ち上がる子もいて、楽しんでくれた様子でした。子どもの予想外な反応に学生が戸惑ってしまう場面も・・・。短い時間でしたが、引率してくれた保育園の先生方の協力もあり、子どもたちも学生たちも楽しい時間を過ごすことができました。
発表の終わりに 楽しかったですか~?
引率してくれた保育園の先生も、子どもたちに負けずに積極的に参加してくれました。
みんな一緒に動物たいそう
帰りがけ、階段に掲示してある「東京立正保育園」を紹介するコーナーに、保育園の先生も子どもたちも足を止め、一緒に楽しく見ていました。
東京立正保育園保育園のクリスマス会にサンタ・トナカイ役でボランティア参加したり、放課後に保育園でアルバイトする学生もいます。普段から交流する機会があるからこそ、自然に親近感を感じてくれたのではないでしょうか。
東京立正保育園には、東京立正短期大学の多くの卒業生が働いています。
「ちいさな音楽会」を開催-「表現」の授業に保育園児を招いて-
学習発表会以外にも、日常的に保育の現場と関わる機会があります。2年生は、卒業間際の時期に「保育内容『表現』の指導法」の授業の成果を、近隣の保育園の園児たちを招いて「ちいさな音楽会」を開催しています。
このように、東京立正短期大学幼児教育専攻では、保育現場とともに、実体験を重視した教育を行い、理論と実践のバランスのとれた「子ども理解」ができる保育者養成を目指しています。
東京立正短期大学の掲げる「自分らしさ×コミュニケーション=未来を描く力」を伸ばせるよう、各教員が専門性や現場とのつながりを生かし、少人数だからこそできる、きめ細かな保育者養成を行っています。
●東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。
●2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。
現代コミュニケーション学科(二年制/定員100名/共学)
現代コミュニケーション専攻
(ビジネスコース・観光コース・心理コース)
幼児教育専攻
[2年間で保育士・幼稚園教諭二種・児童厚生二級指導員取得可能]
〒166-0013東京都杉並区堀ノ内2-41-15
東京メトロ丸ノ内線「新高円寺駅」から徒歩11分
京王井の頭線「永福町駅」からバス利用「松ノ木公園」下車徒歩7分
JR中央線「高円寺駅」から五日市街道営業所または吉祥寺駅行バス利用「大法寺前」下車徒歩7分
TEL ▷ 03-3313-5101
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