幼教専攻ブログ

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幼児教育

2024.12.26

みんなでお弁当を持って遠足!! でも、雨?


ギリギリまで天気とにらめっこ・・・今回は延期かな
 

東京立正短期大学 幼児教育専攻1年生の「幼児教育課程総論」と保育内容「人間関係」の指導法の2コマ分の授業を使用して、校外学習(遠足)として遠足計画を立てました。予定していた1回目は残念ながら雨であったため室内遠足として室内でお弁当を食べ、その後、室内遊びを行いました。

お弁当

まずはお弁当。

幼稚園でも雨天になってしまった場合は臨機応変に保育室内やホールなどでお弁当を食べることもあります。今回の雨天も良い経験として急遽、教室の机をみんなで動かし、持ってきた自分の敷物や学内(東京立正短期大学用)のゴザを敷いて食べました。

遠足なので、もちろんおやつもOK!
しかしおやつ交換は全員とすることが約束です。この「全員と交換」条件は他者とのコミュニケーションの観点から、保育内容「人間関係」の指導法の授業です。

校外学習 雨天①雨天でのお弁当(東京立正短期大学).jpg

話し合いと発表

お弁当を食べた後は、グループになり授業資料を用いて散歩に出た際の危険場所や注意することなどを2グループに分かれて考え、模造紙にまとめました。そのあとグループごとに発表を行い、それぞれのグループからの発表から学びを深めました。

こちらの内容は主に「幼児教育課程総論」の授業になります。
このように保育の活動は1つ1つの授業が合わさって出来ているのです。

校外学習 雨天②道路の歩き方など(東京立正短期大学).jpg 校外学習 雨天③グループでの模造紙(東京立正短期大学)-1.jpg 校外学習 雨天③グループでの模造紙(東京立正短期大学)-2.jpg

校外学習 雨天④グループ発表(東京立正短期大学)-1.jpg 校外学習 雨天④グループ発表(東京立正短期大学)-2.jpg

いよいよ活動

さあ、危険場所や注意事項も分かったところで、いよいよ子どもたちが大好きな遊びの活動です。今回は室内遊びなので、まずは遊べる範囲(場所)と子どもの年齢を考え、幼稚園実習も近いことから3歳児と4〜5歳児対象の遊びに決めました。

3歳児は手軽にできる新聞紙遊びにしました。保育活動でもよく使われます。まずは新聞紙の素材を知るため、学生と一緒に1枚の新聞紙を丸めたり破ったりし、3歳児でも扱い易いということを学びました。その後、1枚の新聞紙をクルクルと棒状にし、端と端をくっつけ丸にし、輪っかを作ります。さあ何でしょう?そうです。輪投げ遊びです。ペットボトルに水を半分入れ、ペットボトルの側面に果物の絵や魚の絵を描いた紙を貼りました。どのペットボトルに入るかな?1人1枚ずつシールカードを配り輪投げが入った絵にシールを貼りました。視覚になるシールを貼ることで3歳児でも何個入ったかな?と数えることができますね。輪っかを投げる位置とペットボトルを置く位置が遠すぎると難しかったり、投げる位置が規定の線より前になってしまうと周りから「あ〜」と指摘をされたりし、簡単な遊びほどルールが難しいことを学生は学びました。

校外学習 雨天⑤輪投げ(東京立正短期大学).jpg 校外学習 雨天⑥シールカード(東京立正短期大学).jpg

さあ次は4〜5歳児の遊びです。

1つ目は秋の季節であったため、どんぐりと空き箱を用いてどんぐり競争をしました。空き箱の4隅に穴をあけ、どんぐり2つを入れます。5メートルほど離れたところに置いたペットボトルを1周し、どんぐりを落とさずに帰って来ることができれば成功です。次の人にバトンタッチをし、どちらのグループが早く全員が終わるのかの競争です。空き箱の4隅の穴の大きさやどんぐりの大きさによっても落ちる回数が変わってきます。「難しい〜」など言いながら何度も行い、コツを掴んだ学生は上手にどんぐりを運んでいました。

校外学習 雨天⑦どんぐりリレー(東京立正短期大学).jpg

最後は何も準備がいらない「じゃんけん列車」です。

学生の中に「小学校の時にしたことがある!」と懐かしさを感じる学生もいました。じゃんけんだけをして繋がるのではなく「ゴーゴー、ゴーゴー、じゃんけん列車!ゴーゴー、ゴーゴー、じゃんけん列車!ゴーゴー、ゴーゴー、じゃんけん列車、今度の相手は君だ!じゃんけんポン」と歌いながら行うことで、より子ども達が楽しく遊びを発展できることを知り、大盛り上がりでした!!

校外学習 雨天⑧じゃんけん列車(東京立正短期大学).jpg

今回の室内遠足を通して学生の感想
  • とても楽しかった
  • 指導案の参考になった
  • どの遊びもどうやれば上手にできるんだろう?と考えながら行うことで保育の活動がより良くなりそうだと思った
  • じゃんけん列車で歌を歌うことで、負けて後ろになっても楽しかった!
  • みんなで輪になって話をしながらお弁当を食べることが久しぶりで楽しかった!
  • 公園での安全面について知ることができた
  • 複数の遊びを通して行ったため飽きずに楽しかった

など、室内遠足の楽しさを知ることができました。
このように東京立正短期大学 幼児教育専攻の授業では、机上の学び以外でも多くの体験を行いながら学びに繋げています。

次回は晴天の中、遠足に出かけた内容をお伝えします。

幼児教育専攻  新居直美


●東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。

●2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。


 

現代コミュニケーション学科(二年制/定員100名/共学)

現代コミュニケーション専攻
(ビジネスコース・観光コース・心理コース)
幼児教育専攻

2年間で保育士・幼稚園教諭二種・児童厚生二級指導員取得可能]

 

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