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2021.09.23

阿真京子先生の著書『病院に行く前に知っておきたいこと』

 

親や子どもを取り巻く大人、そして保育者が知っておきたい ”子どもの医療のかかり方” 

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専攻科(幼児教育専攻)で「医療と子育て」を担当しております、阿真京子と申します。

この度、小児科医とともに 親や子どもを取り巻く 大人、そして保育者が知っておきたい ”子どもの医療のかかり方” についての本『病院に行く前に知っておきたいこと』を上梓しました。

専攻科において前期、半年の期間をかけて、お伝えしている内容と重なります。
授業の中ではより実践的なことに取り組んでいます。
(授業については末尾に今年の学生さんの声を掲載しました★)

専攻科に進まない学生さんにとっても、保育士となる、また子どもにかかわる支援者となるうえで、必要な内容となっております。
ぜひお読みいただけましたら、幸いです。

全国の大型書店、Amazonまたは楽天Booksでも購入可能です。

親と医師で考えた 病院に行く前に知っておきたいこと (FQ JAPAN 9月号増刊) | 阿真 京子, 脇谷 美佳子, 辺川 銀, FQ JAPAN編集部, 堀 千里 |本 | 通販 | Amazon

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1年生、2年生の皆さんへ
専攻科に進むことをお考えでしたら、ぜひ「医療と子育て」の授業についても知ってくださいね。

 

★受講生の声★

(抜粋)

「専攻科に進み初めて子どもの医療について学びました。今まで医療については他の授業でもあまりやらないので阿真先生の授業で理解を深めていくことができました。阿真先生の授業で知ったのは、病院で軽症、重症の子どもがいて病気が悪化している子どもの診察が遅くなってしまうと言った事実でした。何か子どもにあったらと考えると不安な気持ちが募っていきます。だからこそ、すぐに病院に連れて行きます。ですが、診察が多いと重症の子どもが後回しにされてしまうケースがあります。この状況に衝撃を持った記憶があります。そういったことがないように、保護者と保育者には、医療的な知識が必要なのだと感じました。学生生活の授業のなかで、ここまで詳しく医療と子育てを学んだのは初めてでした。幼稚園や保育園には、看護師が設置されています。看護師だけではなく、保育者にも医療的な知識は必要だと思いました。しかも、今はコロナ禍です。尚更もっと保育者の医療的な知識は必要になってくると思います。」

 

「子どもからしたら大人はすごく頼れる存在なので、その頼れる存在の大人に子どもの声が届かなかったり、簡単に子どもがかき消してしまうことがあります。なので、大人はそのようなことを意識する必要があるのだと思いました。そして、自分から話すことが難しい子ども、苦手な子どもがいると思います。そういった子どもに対して、援助しながら大人が、「こういうことかな?」「こういう風に考えているのかな?」「どう思う?」などと、言葉を添えていくことが大切であると思いました。風邪や熱を出した際に気を使って、大丈夫と言う子どもも見られますが、子どもの本当の気持ちや思いを教えてくれるような環境を普段から知っておいたり、普段の子どもの様子とどのように違うか、普段からしっかり子どもの様子を観察しておく必要もあると思いました。」

 

「この授業を通して子どもの健康管理について知ったことがたくさんあります。保育園児の特徴として、入園後3-6カ月は何度も病気をし熱を出すこと、そして熱もなく元気であれば健康ということを知っておけば、「熱を出してばっかで心配」と焦ることなく保育に臨めると思いました。それぞれの感染症や流行している病気の際の園での対応を常に話し合うことも大切だと思いました。」

 

「保育園児の特徴として、入園後3~6か月くらいは何度も病気をして、1か月に3~4回熱を出すことも普通だということを知り、保護者の方の大変さを感じました。見学に行ったクリニックでは、子どもの予防接種の種類の多さに驚きました。しかし、予防接種が多いということは、それだけ多くの危険から子どもを守れることでもあるので大事なものだと再確認しました。」

 

「第1回から保育者や支援者が抑えておきたいこと(いつもを知る・全身状態をみる)と言ったことが大切で子どもが体調の悪い時に観察や記録・伝達など保育者が出来ることがわかりました。また、困ったときの相談窓口でのwebや電話相談、アプリなどで6月に自分が少し体調を崩したのですがこの授業で学んだ「AI受診」のubieを利用しました。コロナウイルスが流行っている中だったのでこうしたものがあると便利だなと実感しました。
先生の子育てについて、自分の子供としてではなく1人の人として尊重すること、子どもたち自身が好きなことを見つけ決断するといった親ができることの限界があるという言葉が頭に残っています。」

 

「医療と子育ての授業で、阿真先生のお話を聞いたり、小児科の先生のお話をきいたり、子育てに奮闘しているお母さんのお話を聞いてたくさんのことを学びました。「今、病院でおきていること」は、病院にはたくさんの患者さんがいて、コロナよりももっと大変な病気になったり、重症な患者さんがいるということを知りました。コロナの感染者数が日に日に増えることによって、その患者さんの対応に遅れて、取り返しのつかないことになってしまう時があることを看護師の方のお話を聞いて驚きました。このお話を聞いて私ももっと感染対策に気をつけようと思ったし、周りの友達にも知ってもらいたくてたくさん話したり、協力してくれるようにお願いしたりしました。」

 

「初回授業を受ける前までは、保育士として子どもの健康や医療について、どのような事を心掛けて対応することが重要なのかが、あまり分かっていませんでした。半年間受講してきて、どの授業も印象に残っているし、自分の力になる意義のある授業ばかりだったと改めて思いました。コロナと闘っている現場の声を聞いた回では、様々なことを我慢してきた自分の辛さが少し報われた気がしました。毎回、本当に授業を受けるのが楽しかったです。ありがとうございました!」

 

「医療と子育て」担当/阿真京子

 


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