(1)教員組織、各教員が有する学位及び業績 (2)入学者に関する受入方針、入学者数、収容定員、在学者数、卒業(修了)者数、進学者数、就職者数
(3)授業科目、授業の方法及び内容並びに年間の授業計画(シラバス又は年間授業計画の概要) (4)学習の成果に係る評価及び卒業または修了の認定に当たっての基準(必修・選択・自由科目別の必要単位修得数及び取得可能学位)
(5)学生の修学、進路選択及び心身の健康等に係る支援 (6)教育上の目的に応じ学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
(1)教員組織、各教員が有する学位及び業績
1.教育組織
(2024年5月1日現在)
専攻 | 職位 | 氏名 | ||
---|---|---|---|---|
1 | 学長・図書館長 | 現代コミュニケーション専攻 | 教授 | 清 水 海 隆 |
2 | 学科長 | 現代コミュニケーション専攻 | 教授 | 東 浩一郎 |
3 | 専攻課程長 | 現代コミュニケーション専攻 | 教授 | 有 泉 正 二 |
4 | 現代コミュニケーション専攻 | 教授 | 松 本 明 香 | |
7 | 現代コミュニケーション専攻 | 准教授 | 森 田 ゆ い | |
5 | 現代コミュニケーション専攻 | 准教授 | 横 尾 瑞 恵 | |
6 | 現代コミュニケーション専攻 | 専任講師 | 福 田 綾 | |
8 | 専攻課程長 | 幼児教育専攻 | 教授 | 前 嶋 元 |
9 | 幼児教育専攻 | 教授 | 飯 田 俊 明 | |
10 | 幼児教育専攻 | 教授 | 澁 谷 美枝子 | |
11 | 幼児教育専攻 | 准教授 | 鈴 木 健 史 | |
12 | 幼児教育専攻 | 准教授 | 中 山 恵 | |
13 | 幼児教育専攻 | 専任講師 | 新 居 直 美 | |
14 | 幼児教育専攻 | 助教 | 倉 持 こころ |
2.各教員が有する学位及び業績
・教授
氏名 | 最終学歴および学位 | 主な担当科目 |
---|---|---|
主要業績 | ||
清水 海隆(学長) 専攻分野:仏教福祉学 |
立正大学大学院文学研究科博士課程仏教学専攻単位取得退学 |
仏教と文化 社会福祉 |
(著書)『吉田久一とその時代 -仏教史と社会事業史の探求-』(共著・法蔵館,・2021年) 『考察 仏教福祉』(大東出版社・2006年) |
||
東 浩一郎 |
中央大学大学院経済学研究科博士後期課程退学 修士(経済学)(中央大学) |
経済学概論 |
(著書)『グローバル資本主義の構造分析』(共著・中央大学出版会・2010年) 「マルクス的諸概念を組み込んだ利潤率計測と現代資本主義」(『経済学論纂』(中央大学)49巻/5・6合併号・2009年) (学会報告)「TSSIの現段階」(経済理論学会第65回大会・2017年) |
||
有泉 正二 |
法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程退学 修士(社会学)(法政大学) |
コミュニケーション学概論 |
(著書)『哲学中辞典』(共著・知泉書館・2016年) (論文)「スコットランド啓蒙における社会学的思考─利己主義説批判の構成から─」(『年報社会学論集』15号(関東社会学会)・2002年) (翻訳)『市民社会論 歴史的・批判的考察』(原題Civil Society: The Critical History of an Idea・共訳・2001年) |
||
松本 明香 専攻分野:日本語教育学 |
大阪大学大学院 |
日本語表現法Ⅰ、Ⅱ |
(著書)『ことばの「やさしさ」とは何か-批判的社会言語学からのアプローチ』(共著・2015年) |
||
飯田 俊明 専攻分野:ピアノ、芸術学 |
武蔵野音楽大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻修了 修士(芸術学)(武蔵野音楽大学) |
子どもと音楽表現Ⅰ 音楽基礎、音楽アンサンブル |
(著書)『NHKみんなのうた』(10,11月号・ななかまどの秋ピアノ編曲・2009年) |
||
澁谷 美枝子 |
千葉大学大学院教育学研究科学校教育専攻(教育心理学)修了 修士(教育学)(千葉大学) |
教育心理学Ⅰ、Ⅱ |
(著書)『勉強ぎらいの理解と教育』(共著・新曜社・1999年) 『よくわかる!保育士エクササイズ⑦ 子どもの理解と援助 演習ブック』(共著・ミネルヴァ書房・2020年) 「算数の基礎的計算補償教育の試み」(『千葉大学教育学部研究紀要』第46巻Ⅰ:教科教育編・1998年) 「生涯学習時代の保育者養成-大学の授業改善に向けて-」(『東京立正短期大学紀要』第47号・2019年) 「保育者志望学生の学習動機と原因帰属―発達的視点を考慮して授業改善を考える予備的調査報告―」(『東京立正短期大学紀要』第50号・2022年) (学会報告)「保育者としての自己認識と就職希望との関わり」(日本保育学会第54回大会・2001年) |
||
前嶋 元 |
筑波大学大学院修士課程教育研究科障害児教育専攻修了 修士(教育学)(筑波大学) |
社会的養護Ⅰ、Ⅱ 教育相談 保育実習指導(施設) |
(著書)『統合キャンプハンドブック -発達障害児・家族とのあゆみキャンプ25年の実践から』(共著・2008年) |
・准教授
鈴木 健史 専攻分野:教育ファシリテーション |
南山大学大学院 東京家政大学大学院 |
保育実習指導 |
---|---|---|
(著書) (論文) (社会的活動) |
||
中山 恵 専攻分野:児童学 |
東京福祉大学大学院 |
保育実習指導 |
(著書) (学会報告) 「子どもへの言葉かけにみる保育の専門性について ~保育者自身の捉えを資料として~(その2)」(パネル発表・日本保育学会第77回大会・2024年) 「子どもへの言葉かけにみる保育の専門性について ~保育者自身の捉えを資料として~(その1)」(パネル発表・日本保育学会第76回大会・2023年) (社会的活動) 東京都練馬区「第21期練馬区男女共同参画推進懇談会」委嘱委員(2021年~2023年) |
||
森田 ゆい 専攻分野:舞踊教育学 |
お茶の水女子大学大学院人文科学研究科舞踊教育学専攻修了 修士(人文科学)(お茶の水女子大学) |
フィジカル・エクササイズ 健康科学(体育講義) 幼児体育Ⅰ、Ⅱ |
(著書)『ようこそ伝統芸能の世界 伝承者に聞く技と心』(単著・薫風社 2020年) (論文)「日本の伝統芸能を活用して健康寿命の延伸を推進する可能性を探る-実演家へのインタビュー調査を通じて- 」 (共著・武蔵野大学しあわせ研究所紀要 (2) ・2019年) 「伝統芸能における演技者の生理応答」(『体育の科学』(杏林書院)第68号・2018年) (学会報告)「日本の伝統芸能の熟達者が熟達を判断する身体づかいの特徴について-能・狂言・文楽(人形遣い)・歌舞伎舞踊・地唄舞・組踊・琉球舞踊を対象に- 」(共同・比較舞踊学会第30回大会・2019年) (社会的活動)NPO法人日本伝統芸能教育普及協会 むすびの会・事務局長(2002年~) |
||
横尾 瑞恵 専攻分野:臨床心理学 |
千葉大学大学院医学薬学府博士課程先端医学薬学専攻修了 博士(Ph.D.)(医学)(千葉大学) |
心理学概論A、B 臨床心理の基礎 人間関係の心理学 |
(論文)"Educational effectiveness of a video lesson for bullying prevention"(共著・Children & Schools, 40(2), 2018) "Alterations of mental defeat and cognitive flexibility during cognitive behavioral therapy in patients with major depressive disorder: a single-arm pilot study."(共著・BMC Research Notes, 12:723, 2019) "Exploratory study of imagery rescripting without focusing on early traumatic memories for major depressive disorder"(共著・Psychology and Psychotherapy: Theory, Research and Practice, 91 (3), 2018) (社会的活動)「東京公認心理師協会 子育て支援委員会 委員」(2019年~) |
・専任講師
福田 綾 専攻分野:観光地理学 |
筑波大学大学院博士後期課程生命環境科学研究科地球環境科学専攻単位取得退学 修士(理学)(筑波大学) |
観光学概論 |
---|---|---|
(論文)「飯田市中心市街地における再開発事業の展開と地域活性化」(共著・『地域研究年報』(筑波大学人文地理学・地誌学研究会)第35号・2013年) (学会報告)「大分県由布市湯平温泉における観光産業の地域的展開」(空間地理学会・2011年) 「北関東の物流における港湾機能の展開 -茨城港を事例として-」(共同・人文地理学会・2011年) |
||
新居 直美 専攻分野:人間科学 |
東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科修了 修士(人間科学)(東洋英和女学院大学) |
保育内容「人間関係」の指導法 子どもと人間関係 幼児教育教師論 幼児教育課程総論 |
(論文)「「絵本の読み聞かせ」で専門学生の「絵本」に対する興味・関心がどのように変容していくのか -保育専門学生が考える絵本とは-」 (千葉女子専門学校研究紀要第10号 ・2022年) (社会的活動)絵本読み聞かせ場面動画撮影(早稲田大学人間総合研究センター招聘研究員)(2023年) |
・助教
倉持 こころ 専攻分野:児童学 |
聖徳大学大学院児童学研究科児童学専攻修了 修士(児童学)(聖徳大学) |
情報処理演習 人間関係コミュニケーション 保育実習指導 幼稚園実習 |
---|---|---|
(論文) 「学生が授業に期待するもの」に基づく授業改善―「保育相談支援」授業の調査結果から考える保育者養成― (共著・『東京立正短期大学紀要』第49号・2021年) 「保護者と子どもを取り巻く環境─子育て支援の現状と課題─」 (単著・『東京立正短期大学紀要第50号』・2022年) 「統一的実習評価票作成のための保育現場における実習評価の方法に関する実態調査―保育現場の声を生かした養成校と保育現場の協働による実習評価を目指して―」 (共著・『東京立正短期大学紀要』第51号・2023年) (学会報告) 「児童における100マス計算の脳血流変化」日本教育心理学会総会・2019年) 「児童の小説と漫画における脳血流測定の試み -右脳と左脳の比較- (共同・日本教育心理学会総会・2020年) 「星と波テストにおける留学生のパーソナリティ−絵の分類に焦点を置いた基礎研究−」(共同・日本教育心理学会総会・2021年) 「統一的実習評価票作成のための保育現場における実習評価の方法に関する実態調査―保育現場の声を生かした養成校と保育現場の協働による実習評価を目指して―」(共同・全国保育士養成セミナー) 星と波テストにおける保育実習前後の比較 ―「絵の分類」に焦点をあてた基礎研究―(単・日本教育心理学会総会・2023年) |
※主な業績のみ掲載しています。より詳しい業績については、http://jglobal.jst.go.jp/(独立行政法人科学技術振興機構「J-GLOBAL科学技術総合リンクセンター」)をご覧ください。
(2)入学者に関する受入れ方針(アドミッションポリシー)、入学者数、収容定員、在学者数、卒業(修了)者数、進学者数、就職者数
1.入学者に関する受入方針
東京立正短期大学は、「生命の尊重、慈悲・平和」を教育理念としており、自己の生命を真摯に見つめ、自己と他者を理解し、積極的に社会に参画する意志を持った学生を求めています。そもそも短期大学は「知」を育む場です。したがって何よりも好奇心旺盛で知的欲求に富む学生を求めています。また、こうした学生を求めるため、学力試験のみならず、総合型選抜や学校推薦型選抜など、多彩な選抜を実施します。以上をふまえ、具体的には次のような能力・意欲を身につけたいという学生の入学を歓迎します。
(1)他者のことばに耳を傾け、自分を表現し伝えようとする意志
(2) 他者のために努力を惜しまず、仲間とともに人間関係および社会関係を築こうとする意志
(3) 現代社会の課題や歴史を理解し、真実から目をそむけない強い意志
(4) 子どもを守ろうとする強いこころと優しさをもち、職業人としての基本的知識およびスキルを身につけようとする意志
(現代コミュニケーション専攻)
- 高等学校卒業相当の基礎学力および思考力、問題解決能力を有している
- コミュニケーション力を身につけようとする意志を有している
- 自らのキャリア形成に強い意志を有している
(幼児教育専攻)
- (知識・技能)
高等学校卒業相当の知識を有し、保育の専門的な学習に必要な基礎学力を身につけている - (思考力・判断力・表現力)
保育の専門家として社会における課題を見出し、本学の教育理念を理解し実践しようとする姿勢がある
自分の将来に向けて具体的な目標を持ち、幅広い教養と専門知識、高い保育の技術を身につけようとする意欲がある - (主体的に協働する態度)
他者に自分の考えを的確に表現し、他者の意見や思いを傾聴しながら、主体的に他者と協働して学ぶ態度がある
2.入学者数、収容定員、在学者数、卒業(修了)者数
学科等の名称 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
東京立正短期大学 現代コミュニケーション学科 |
入学者数 | 111 | 85 | 80 | 68 | |
収容定員 | 200 | 200 | 200 | 200 | ||
在籍者数 | 238 | 199 | 168 | 146 | ||
卒業者数 | 119 | 107 | 76 | - | ||
現代コミュニケーション専攻 | 入学者数 | 71 | 65 | 52 | 54 | |
収容定員 | 100 | 100 | 100 | 100 | ||
在籍者数 | 154 | 140 | 113 | 105 | ||
卒業者数 | 75 | 70 | 60 | - | ||
幼児教育専攻 | 入学者数 | 40 | 20 | 28 | 14 | |
収容定員 | 100 | 100 | 100 | 100 | ||
在籍者数 | 84 | 59 | 47 | 41 | ||
卒業者数 | 44 | 37 | 16 | - | ||
東京立正短期大学 専攻科幼児教育専攻 |
入学者数 | 8 | 7 | 6 | 5 | |
収容定員 | 50 | 50 | 50 | 50 | ||
在籍者数 | 8 | 7 | 6 | 5 | ||
卒業者数 | 8 | 7 | 6 | - |
3.進学者数、就職者数
学科等の名称 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
東京立正短期大学 現代コミュニケーション学科 |
進学者数 | 28 | 36 | 28 | 15 | |
就職者数 | 61 | 72 | 63 | 49 | ||
現代コミュニケーション専攻 | 進学者数 | 19 | 28 | 19 | 10 | |
就職者数 | 38 | 38 | 38 | 40 | ||
幼児教育専攻 | 進学者数 | 9 | 8 | 9 | 5 | |
就職者数 | 23 | 34 | 25 | 9 | ||
東京立正短期大学 専攻科幼児教育専攻 |
進学者数 | 0 | 0 | 0 | 0 | |
就職者数 | 9 | 8 | 7 | 5 |
※2020年度:留学生卒業者数3名(進学者数3名)
2021年度:留学生卒業者数2名(国内就職者数1名、進学者数1名)
2022年度:留学生卒業者数1名(帰国)
2023年度:留学生卒業者数3名(進学者数3名)
(3)授業科目、授業の方法及び内容並びに年間の授業計画(シラバス又は年間授業計画の概要)
1.カリキュラムポリシー
本学は、学生の知的好奇心を満たすだけでなく、常に社会を意識しながら、文化や言語を異にする他者とともに社会を形成していくためのコミュニケーション能力を学生が修得することを目標にカリキュラムを編成しています。
そのため、コミュニケーションの基本および一般教養を基礎教育科目とし、心理、ビジネス、観光、ならびに幼児教育に関する分野を専門教育科目として、専攻ごとに以下の方針に基づき科目を配置しています。
≪カリキュラム編成の基本方針≫
(現代コミュニケーション専攻)
- 教育理念に基づく社会人基礎力としてのコミュニケーション能力の修得
- 現代社会を分析し、ともに未来社会を形成するための教養教育
- 心理、ビジネス、観光分野における専門教育
- 社会に出て役に立つ資格取得を通じた職業人の育成
(幼児教育専攻)
- 教育理念にもとづき、保育者としての自己の課題を客観的にとらえ、正しく自己評価し、課題に対処する能力の修得
- 子どもの発達の特徴をとらえたうえで、生命を尊重し、一人ひとりの個性を認める保育のあり方や保育技術の修得
- 保育者同士で連携を図りながら保育者と関わり子育て支援をしていくためのコミュニケーション能力の修得
≪具体的修得目標≫
(現代コミュニケーション専攻)
- (技能・表現)
独立した個人として、他者を思いやり、互いの意思を尊重し、自らの意見を発信できるコミュニケーション能力を修得する。 - (思考・判断)
現代社会で生きる者として、情報を一方的に取捨選択して受容するだけでなく、話し合いの中から複合的な視点を獲得して物事を考え抜き、自分の方向性を決められる能力を修得する。 - (知識・理解)
心理、ビジネス、観光の各分野ともに必要な基礎知識を身につけるだけでなく、身近な人間関係や地域、社会に還元・貢献できるような専門性を修得する。 - (関心・意欲・態度)
就職先や一般社会で通用するマナー、キャリアアップに向けた主体的な学習態度、組織的な活動・行事などに対する協力的な姿勢を修得する。
(幼児教育専攻)
5回の実習に向けて習得する内容と身につける能力
- (1年次前期)
子どもの特徴や発達についての基礎を学び、それに応じた保育技術を修得する。保育参観(幼稚園)に向けて保育者の仕事と役割について基本的なことを知る。 - (1年次後期)
幼稚園・保育所における保育、施設における療育や養護とは何かを知る。幼稚園実習①・保育実習Ⅰで子どもと関わるための基本的な知識・技能を身につける。 - (2年次前期)
幼稚園実習②を目標に、子どもと関わる幼稚園教諭としての役割を学び、幼稚園で必要な保育技術を修得する。施設実習Ⅰに向けて子どもの個性や状況に応じた保育の実際を学ぶ。 - (2年次後期)
対人援助職である保育者としての自覚を認識し、子どもや保護者に寄り添う保育者の役割について学ぶ。最後の実習となる保育実習Ⅱまたは施設実習Ⅱを終え、保育者としての役割の総括を行う。自分の進路と結びつけ、どのような保育者を目指すのか、保育観を確立させる。
2.授業計画およびシラバス
現代コミュニケーション学科
現代コミュニケーション専攻
(心理・ビジネス・観光 コース)
※1年生科目は2年生も履修することができます
2024年度
シラバスは
立短ポータル(仮称)
で公開しています。
(ゲストログインしてください)
現代コミュニケーション学科
幼児教育専攻
2024年度
シラバスは
立短ポータル(仮称)
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専攻科
幼児教育専攻
3.実務経験を有する教員一覧
実務内容と授業の関連についてはシラバスをご参照ください。
(4)学習の成果に係る評価及び卒業または修了の認定に当たっての基準
1.ディプロマポリシー(学位授与方針)
本学は、教育理念である「生命の尊重、慈悲・平和」を理解し実践できる人格形成を目標としており、複雑化する現代社会において、安易に社会の風潮に流されることなく、社会に対して自らの視角を有する人材育成を目指しています。
そのために本学では、カリキュラム・ポリシーに基づき62単位以上を取得するとともに、社会人としての汎用能力である個人の独立と他者との協働のための基礎的コミュニケーション能力の修得をもって学生に短期大学士の学位を授与しています。そのための到達目標は以下のとおりです。
(現代コミュニケーション専攻・幼児教育専攻 共通の目標)
- 社会の一員であることを認識し、自己を分析して自らの役割を見出し、発信できる言語能力とコミュニケーション能力を修得していること
- 授業などでの討論に主体的に参加し、他者との違いを恐れず、激動する現代社会に安易に流されない価値観を確立していること
- 他者と異文化を理解し、市民社会を形成するための知識・能力を有するとともに、地域ボランティア活動などにも積極的に取り組み、共に生きる姿勢と能力を獲得していること
- 問題に直面したときに、他者を困難にさらすことなく、自らその原因を追究し、行動に活かそうとする独立と協働の姿勢を有していること
(現代コミュニケーション専攻)
それぞれのコースの科目習得とともに,関連資格取得などを通じて次のような力を身につけていること
- 心理学基礎の知識と能力を有し、現代社会の中で発揮できる豊かなコミュニケーションの能力(心理コース)
- 現代社会経済の仕組みを理解し、コンピュータリテラシー、簿記、秘書学などを通じて得られるビジネスの実務能力(ビジネスコース)
- 日本と世界の現状、歴史、文化を理解し、広範な知見に基づく優れたホスピタリティ能力(観光コース)
(幼児教育専攻)
免許・資格に必要な科目の習得とともに、個別面談指導や実習指導などを通じて次のような力と姿勢を身につけていること
- 保育現場の状況に応じて適切に自己を表現することのできるコミュニケーション能力
- 慈悲の心をもって他者と関わり、進んで他者のために行動しようとする姿勢
- 子どもの生命を尊重し、子どもの発達の特徴をとらえ、子ども一人ひとりの個性を認める保育技術
2.卒業要件
教育目標・目的に示した知識・技能を身に付け、以下の卒業要件を満たした者に、卒業の認定、学位の授与を行います。
現代コミュニケーション専攻
計62単位を卒業要件としており、各分野の単位履修要件は以下のとおりです。
区分 | 必修 | 選択 | 計 | 備考 |
---|---|---|---|---|
基礎教育科目 | 20 | 10 ※1 | 30 |
※1 選択科目10単位のうち、英語1単位、選択必修科目から4単位を修得すること。 ※2 選択科目42単位のうち、基礎教育科目から10単位以上、専門教育科目から15単位以上を修得すること。 |
専門教育科目 | - | 15 | 15 | |
(基礎教育科目あるいは専門教育科目) | - | 17 | 17 | |
計 | 20 | 42 ※2 | 62 |
幼児教育専攻
計62単位を卒業要件としています。ただし、幼稚園教諭2種免許・保育士資格を取得する場合、合計94単位の修得が必要となります。
区分 | 必修 | 選択 | 計 | 備考 |
---|---|---|---|---|
基礎教育科目 | 13 | 22 | 62 | 幼稚園教諭免許・保育士資格の両資格を取得する場合、左記に加え、資格必修科目32単位の修得が必要となる。 |
専門教育科目 | 27 | |||
計 | 40 | 22 | 62 |
3.取得可能な学位
- 現代コミュニケーション専攻:短期大学士(現代コミュニケーション)
- 幼児教育専攻:短期大学士(幼児教育)
4.アセスメント・ポリシー(学習成果と評価方法)
本学では、ディプロマ・ポリシーにもとづき、各専攻の学習成果を以下のように定めています。
短期大学 |
現代コミュニケーション専攻 |
幼児教育専攻 |
1. 自己を発信できる言語能力とコミュニケーション能力を有している |
1-1. 日本語の正しい理解と発信能力を有している 1-2. 基本的な英語能力を有している 1-3. 自らを表現するプレゼンテーション能力を有している |
1-1.保育現場の状況に応じて適切に自己を表現することのできるコミュニケーション能力を有している 1-2. 子どもの特徴や発達について理解し、子どもの個性や状況に応じた保育ができる |
2. 安易に流されない価値観を確立している |
2-1. 広く教養教育を学ぶ姿勢を有している 2-2. 心理、ビジネス、観光の専門分野における知識を有している |
2-1.幼稚園・保育所における保育、施設における療育や養護とは何かを理解している 2-2.保育者としての役割を理解し、自分の進路と結びつけ、どのような保育者を目指すのか、保育観を確立できている |
3. 他者と異文化を理解し市民社会を形成する能力を有している |
3-1. 他者の立場を理解しコミュニケーションをとる姿勢を有している 3-2. ボランティア等をとおして、地域課題を発見し解決する姿勢を有している |
3-1.子どもの生命を尊重し、子どもの発達の特徴をとらえ、子ども一人ひとりの個性を認める保育技術が身についている 3-2.他の保育者や保護者と対話を通して協働しようとする姿勢が身についている |
4. 独立と協働の姿勢を有している |
4-1. 学校行事に積極的に参加している 4-2. 学習発表会に向けてクラス、ゼミ活動に積極的に参加している |
4-1.省察を通して学び続ける保育者としての姿勢が身についている 4-2.対人援助職である保育者としての自覚を認識し、子どもや保護者に寄り添う保育者の姿勢が身についている |
教育の質を確保するため、機関レベル、教育課程レベル、科目レベルで以下のとおり学習成果の獲得状況を測定しています。
|
入学時 アドミッション・ポリシー |
在学時 カリキュラム・ポリシー |
卒業時・卒業後 ディプロマ・ポリシー |
機関レベル (短期大学) |
入学者選抜試験 出願時アンケート |
退学状況 休学状況 短大生調査(短大基準協会) 学生満足度調査 |
卒業者数 就職率 進学者数 |
教育課程レベル (専攻) |
入学者選抜試験 出願時アンケート |
GPA・成績分布 学習ポートフォリオ、学生カルテ |
単位修得状況 資格取得状況 卒業時アンケート 就業先アンケート 進学先アンケート |
科目レベル (個々の授業) |
プレイスメントテスト(英語) ピアノレベル調査(音楽) 基礎学力試験(四年制大学編入学希望者) |
成績評価 授業出欠状況 授業評価アンケート |
|
5.GPA
本学では、成績評価においてGPAを設定しています。
GPAの算定方法
{ (A(P)の単位数×4)+(Bの単位数×3)+(Cの単位数×2)+(Fの単位数×0) }÷履修総単位数
※ 2024年度入学生からP評価は廃止しました。P評価があるのは2023年度入学生までです。
GPAの活用
本学ではGPAにもとづき成績順位をつけており、編入学指定校推薦や就職の推薦を受ける際などの基準としています。また、2期連続で、それぞれの期のGPAが1.5を下回った場合、退学勧告しています。
6.授業評価アンケート
本学では、年2回、全ての授業について授業評価アンケートを実施し、授業改善に活用しています。
7.学生の学習時間
本学は、短大生調査に参加しており、本学学生の学習時間を集計・分析しています。
(5)学生の修学、進路選択及び心身の健康等に係る支援
1.修学・進路選択に係る支援
入学前
入学後にスムーズに学校生活に入って行けるよう、入学前にスクーリングを実施しています。現代コミュニケーション専攻では基礎学力、コンピュータリテラシー、および人間関係の円滑化を目的としたプログラムを中心に実施し、幼児教育専攻ではピアノの修得を目的としたプログラムを実施しています。また、両専攻において、入学前教育を実施しています。
少人数制教育
本学では、少人数制を基本としており、修学上の悩みはもちろん、将来の進路選択に至るまできめ細かく対応しています。学生の修学状況については、常に担当教員が相談にのっており、学生の希望に配慮しながら必要に応じて専攻課程会議や教務委員会、学生委員会で情報を共有し指導を行っています。
習熟度別指導
英語やIT操作技能、ピアノを苦手とする学生に対しては、基礎から始める授業を別に設けるとともに、必要に応じて習熟度別に分けた授業を展開しています。少人数制の利点を活かし、多様な学生の要望に応えています。
進路指導
授業と課外の学生指導の両面において、働くことの動機づけから、企業や幼稚園・保育所から内定を得るまで、学生が社会に出るためのサポートを行っています。授業では、1年次後期から、実際の就職活動を想定したエントリーシートの書き方や模擬面接などの指導行っています。
四年制大学3年次編入学を目指す学生に対しては、編入学後に必要となる分野の学習に加え、志望校の入試傾向に合わせた個別指導を行っています。
2.心身の健康等に係る支援
身体の健康
健康診断を実施しています。日常では教職員が個々の学生へのケアに努めており、急病時は併設校の養護教諭や近隣病院と連携して対応しています。また、新入生対象のガイダンスにおいて、薬物の有害性についたの講話を開催しています。
メンタルケア・ハラスメント対策
週1回キャンパス内の別館でカウンセリングルームを開設しており、落ち着いた雰囲気の中でカウンセラーに相談できるようになっています。また、ランチタイムや放課後には本館一室へカウンセラーが移動し、相談しやすい体制づくりを心掛けています。その他、カウンセラーによる教職員対象の研修会を開催し、こころの悩みを抱える学生理解に全学的に取り組んでいます。
セクハラ等に関しては、ハラスメント対策委員会を学内に設置し相談窓口を設け、被害者が一人で悩みを抱えこむことのないよう支援体制を整えています。
学生の加入する保険
キャンパス内での、また通学中の事故への対応として、学生全員が「学生教育研究災害傷害保険(学研災+付帯賠責)」に加入しています。
(6)教育上の目的に応じ学生が修得すべき知識及び能力に関する情報
学問や知識が机上の空論であってはなりません。本学ではこうした認識に基づき、社会との最も身近な接点である地域との連携を模索しています。学生には、積極的に地域社会に出て行き、そこで地域の方々と一緒にさまざまなことを立案し行動し、諸課題を解決していくことを求めています。こうした学びを通じて、混迷する現代社会への視座を獲得し、多くの人と一緒に社会を作り上げていける人材を育成しています。
現代コミュニケーション専攻
- 基本的コミュニケーションスキルの修得
まず自分を知るということから始めます。自分を知ることが他人を肯定することにつながるからです。最終的に、各自の将来を見据えたキャリアプランを描きます。
一方、基本的な表現や国際的な視野に立ったコミュニケーション能力を身につけるため、日本語と英語を半期のみ必修科目としています。 - 一般教養の修得
現代社会への視座を獲得するためには、学科、専攻を超えた一般教養を身につける必要があります。本学には、人文科学、社会科学、自然科学の各分野の科目が幅広く配置されているので、学生はこれを学ぶことで広い視野を身につけることができます。 - 心理、ビジネス、観光のコース科目
心理、ビジネス、観光の専門科目は全て選択科目となっており、所属コースに関わりなく、各自の興味と進路に合わせた実践的能力を身につけることができます。
幼児教育専攻・専攻科
幼児教育専攻では、2年間で幼稚園教諭2種免許、保育士資格、および児童厚生2級指導員資格を取得できるカリキュラムを組んでいます。さらに1年間の専攻科をおき、公務員試験対策をはじめとする高度な授業を展開するとともに、認定ベビーシッターやネイチャーゲームリーダーなどの資格取得を目指しています。
- 保育技術の修得
子どもの発達の特徴をとらえた上で、一人ひとりの個性を認める保育のあり方や保育技術を身につけることができます。 - 問題解決能力の修得
保育者としての自己の課題を客観的にとらえ、正しく自己評価し、課題に対処する能力を身につけることができます。 - コミュニケーション能力の修得
保育者同士で連携を図りながら保護者と関わり子育て支援をしていくためのコミュニケーション能力を身につけることができます。