2019.06.13
気分爽快「音楽療法」
音を楽しむ
「音楽療法」の授業は、専攻科 幼児教育専攻の科目です。今年は、11名の学生が履修をしています。
授業の目的は、
- 子どもに合わせてピアノ伴奏や音楽でのかかわりができるようになること
- 音楽療法とは何かを説明できるようになること
- 音楽活動の適切な目標設定や曲の選択ができるようになること
です。
9回目の今日のテーマは「音楽療法体験」。音の出るものを使った授業なので、5Fの音楽室に移動しての授業です。
まず、学生たちはシートを受け取り、受講前の気分について記入します。現在の気分や、ストレス度、疲れ度をイラストから選び、さらにコメントを記入します。記入されたシートをチラッと見ると、ちょっとお疲れモードのようです…。
いよいよ授業スタート。
シェーカーまわし
保育現場を想定し、子どもたちがスキンシップしながらお互いの距離を縮める遊びを体験します。
プラスチックでできた手のひらサイズのフルーツシェーカーを手に取り、左手で左隣の人の右手にリズムよく渡していきます。同時に、自分の右手には右隣の人からフルーツシェーカーが渡されます。だんだんリズムが早くなり、フルーツシェーカーを落とす学生が続出。落としてもリズムにのって動作だけ続けます。最後までフルーツシェーカーを渡すことができたのは3人。大人でも難しい遊びですが、子どもたちが大喜びするのは間違いなしです。
ドラムサークル
次は輪になって楽器を鳴らします。大きさが違う太鼓やカスタネット、鈴やシンバル、トライアングル、子豚のお腹を押すとブーブーと鳴るおもちゃまで、様々な楽器が用意されました。そして、自分の好きな楽器を選ぶ学生たち。
思い思いに音を鳴らします。どこでどんな音を鳴らしても自由です。日ごろのストレスを解消するかのように太鼓をたたく学生や、カネを鳴らしてみんなのリード役となっている学生、楽器を交換して音を楽しむ学生たち。
途中、「白い靴の人だけ!」とか「髪を結んでいる人だけ!」などの条件を決め、条件に合った学生だけが音を鳴らし、子どもたちを飽きさせない工夫も学びました。
そして、学生たちは、楽譜なしの即興演奏を楽しんでいました。
身体をうごかそう
次にカラフルなビニールテープで作ったポンポンを手に、身体を動かす遊びを体験します。楽器のリズムに乗って、ポンポンをフリフリして楽しみます。
床のポンポンを両手ですくい上げて宙に飛ばす学生。
色鮮やかなポンポンが宙を舞うのが奇麗で、何度も飛ばして楽しんでいました。
今日の授業では、保育の現場で色々なおもちゃや楽器を使って子どもたちを楽しませることができることや、楽しませるためには色々な準備が必要なこと、スタートからクールダウンまでの段取りをきちんと考えなければいけないことなどを勉強しました。
最後に、受講前に記入したシートと同じものに授業後の気分を記入して先生に提出します。
音を奏でて身体を動かしたことにより、受講前の気分や、ストレス度、疲れ度がどのように変化したのでしょうか…♪
★りったんの幼児教育★
- 東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。
- 2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。
- 就職内定率は100%です。
- 専攻科に進学し、3年間で保育士資格を取得することも可能です。
現代コミュニケーション学科(100名/共学)
〇現代コミュニケーション専攻
心理コース/ビジネスコース/観光コース
〇幼児教育専攻
※2年間で保育士資格と幼稚園教諭2種免許の
ダブル取得が可能です。
※児童厚生2級指導員の資格も取得可能です。
〒166-0013 東京都杉並区堀ノ内2-41-15
TEL 03(3313)5101
FAX 03(5377)7641
*オープンキャンパスご予約は
コチラ