2026.05.19
一週間の成果に拍手!
幼児教育専攻「子どもと環境」を紹介します
東京立正短期大学 幼児教育専攻1年生の「子どもと環境」の授業で、学生たちがチームとなり各月の手作りカレンダーを製作し、グループ発表を行いました。
子どもの発達を学生なりに理解し、子ども一人ひとりの好奇心や探究心が育まれる工夫が詰まった作品ばかり。グループ発表を通して、保育者の専門職として大切な「環境を考える力」と「他者を認め合う姿勢」を学んだ授業の様子を紹介します。
この授業では、子ども一人ひとりの成長や発達を保障するために、どのような環境が望ましいのかを考え、保育を計画し、子どものニーズに応じた環境構成を学んでいきます。知識を身につけるだけでなく、事例や写真、演習などを通して、保育者としての姿勢を体得していくことを大切にしている授業です。
4月22日の授業では、手作りカレンダーのグループ発表会が行われました。
今回の課題は、グループごとにオリジナルカレンダーを製作するというもの。学生たちはグループ内で話し合いを重ね、役割分担を決めながら、わずか一週間という期間で作品を仕上げました。
完成したカレンダーは、
- 各月の季節や行事をモチーフにしたデザイン
- 色使いが豊かで、見ているだけで楽しくなる作品
- めくる、開く、動かすなどの仕掛けの工夫
- 綿やお花紙などを使って立体的にしたもの
など、どれも一週間で製作したとは思えない出来栄えでした。
発表から伝わる「環境構成を考える力」
グループ発表では、
- 何歳児を対象にしているか
- どこに注目をして見てほしいか
- 工夫したポイント
- グループ内での役割分担
といった点を、学生自らの言葉で発表していました。
単に製作した作品の紹介をするだけでなく、
「子どもの発達に応じて、どのような環境を用意するとよいのか」
「子ども一人ひとりの探究心や好奇心を、どのように育んでいくのか」
といった視点が発表の随所に感じられました。
保育者としての意図がしっかりと言葉で表現されており、どのグループの発表もとても素晴らしいもの でした。
授業の最後には、他のグループの作品を実際に見て回り、自分たちとは異なる視点や工夫に触れる時 間が設けられました。
学生たちは、その中で気づいたことや感じたことをホワイトボードに一言ずつ記入し、互いの取り組み を認め合い、賞賛し合っていました。
製作作品づくりを通して学ぶだけでなく、他者から学び、他者を尊重する姿勢も、この授業の中で大切に育まれていることが伝わってきました。
印象に残った中山先生の大切なひと言
「子どもは一人ひとり発達が違います。仕掛けを楽しめる子もいれば、難しさを感じる子もいます。保育者は、その違いを視野に入れて関わることが大切です。」というコメントがありました。
一人ひとりの発達や感じ方に目を向けること。
その子に合った環境を整えること。
保育の現場に立つうえで欠かせない視点を、学生たちは改めて実感した様子でした。
保育者への一歩・一歩の歩み
2年後には保育の現場へと巣立っていく学生たち。
試行錯誤しながら仲間と協力し合い、子どもの姿を思い浮かべて製作に取り組む姿は、まさに「保育士の 卵」そのものでした。
その奮闘は、これからも続いていきます。
中山先生からのコメント
今回の授業では、普段見慣れているカレンダーに焦点を当てました。
大人になると、いつもそこにあって、自身の日程等で確認をする際、何となく眺めるカレンダー。
子どものころは、どうでしたか?
乳幼児のころカレンダーを今と同様に必要としていましたか。
『今は何月何日何曜日で、今日はこのような活動をするよ』、『来週はこのような活動だよと』、子どもたちが期待をもてるような生活の営みが大切であると考えます。
カレンダー製作を通して、自身の作品が子どもたちにどのような影響を及ぼすのか、製作を行うには地道な研究から始めなければなりません。
何より、【子ども理解】が不可欠です。
子どもを理解し、どのような環境が必要であるか、専門性とは何であるのか、幼児教育専攻の学生たちはこれから探求し続けます。
幼児教育専攻 中山 恵
●東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。
●2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。
東京立正短期大学
現代コミュニケーション学科(2年制/共学)
幼児教育専攻
[2年間で幼稚園教諭二種・保育士・児童厚生二級指導員取得可能]
現代コミュニケーション専攻
(ビジネスコース・観光コース・心理コース)
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