2019.08.07
東京立正保育園で専攻科生が造形の実習をしました
専攻科生主導プログラム
~筆を使って博物館をつくろう~
7/24(水)に、専攻科の学生が「子どもの造形」の授業で園実習を行いました。
子どもの造形
「子どもの造形」は、子ども造形遊びの体験と研究を通して、活動や環境を考える専攻科の授業です。
短期大学での2年間で学んだことをベースに、専攻科生は自身で目的やねらいを定め、活動の考案実施を行います。
ねらい
専攻科の学生たちが主導する今回の企画は、「子どもたちに筆の使い方を楽しみながら学んでもらおう」というもの。どうしたら子どもたちに安全に楽しんでもらえるかなど、授業で準備を重ねてきました。
前回の ビニール風船遊 びの企画は小川先生主導の実習でしたが、今回は専攻科生主導の実習です。幼児教育を学んで3年目の学生たちですが、さて、どうなるでしょうか・・・?
今回も、東京立正保育園にお邪魔して、3歳児・4歳児の子どもたちに参加していただきました。
ご挨拶のあとは、筆やハケの紹介をし、今日の目的『博物館をつくろう』の説明をしました。
筆を持って走らないこと、そして、筆を振り回して周りの人に絵の具を付けないことなど、遊び方のルールも説明しました。
今日は、お家の方にご協力いただき、汚れても構わない服を着て来てくれました。
子どもたちはワクワクです!

いよいよスタート。
色々な太さのハケや筆などを手に取り、床一面に敷かれた模造紙に絵の具を塗る子どもたち。
筆の弾力や絵の具の色を楽しみます。
初めはこじんまりと遊んでいた子どもたちですが…。
へびを書いたり、魚を書いたり。
もはや筆は使わず、素手で…。
塗るスペースが無くなるほど、頑張って書きました。
いったん、休憩します。その間に学生たちは筆を片付けます。
次に始まるのは何でしょう?
部屋が暗くなり…。
ブラックライトを手に学生たちが登場!!
夜の博物館です!!
床に書いた絵や、手足や服についた絵の具が暗闇でキレイに光っています。


暗闇に色とりどりの手形や足形が浮かび、幻想的な雰囲気に。
たくさん遊んで、今日のプログラムは終了。
子どもたちも、学生たちも笑顔です。学生主導の実習は大成功!
実習後、お庭の水道で手足を洗うお手伝いまで頑張りました。
専攻科生の感想
- 最初は服を汚したがらない子どももいましたが、「今日は汚れてもいい服を着ているから大丈夫だよ」と保育士さんに言われると、安心して遊んでいました。子どもの様子に応じて、保育士さんがきめ細かに声掛けをしていたので勉強になりました。
- どうしていいか分からず戸惑っている子どもがいたので、一緒に筆を持ってあげると、床に絵の具を塗ってくれました。少しでもやってくれたのは嬉しかったです。
- 絵の具が付いた足でまだ乾いていないところを歩くと滑りやすく、足を拭いてあげました。教室で企画準備しているときは気づかなかったことが色々起きましたが、臨機応変に対応できて良かったです。
★りったんの幼児教育★
- 東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。
- 2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。
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