2019.12.20
クリスマスマーケット 大盛況!
専攻科「地域と子育てB」の授業で
地域とのコラボイベント企画・運営に挑戦!
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12月8日(日)に和田商店会とのコラボイベント『クリスマスマーケット』を開催しました。
商店街の銭湯、桜湯さんの男湯脱衣所を舞台にさせていただき、わだむすステージ(絵本・パネルシアター・エプロンシアター・素話・ダンス)、商品開発した福笑い・わだむすグッズ販売を行いました。
お天気にも恵まれ、続々と子どもたちが会場に集まってきてくれて、わだむすステージ2回とも大盛況でした。
女湯脱衣所でコラボ開催していた、桜湯マルシェの子ども店長さんたちも、わだむすステージを観に来てくれたり、学生たちもステージの合間にマルシェをのぞいて買い物をしたりと、交流も楽しく、微笑ましい光景でした。
そして、学生たちが「子どもの遊び」の授業で商品開発した福笑いも、なんと完売!
買ってくれた子どもたちが、大事そうに福笑いを抱きしめていたのが印象的でした。
学生たちにとっては、一針一針、大事に大事に愛情込めて作り上げ、生み出した作品。
1つ売れるたびに、嬉しさとお別れの寂しさがちょっぴりこみ上げていました。
自分たちが色々考えて作り上げたものが、目の前で子どもたちの手にわたっていくその瞬間に立ち会えることは、普段の生活でなかなか味わえない素敵な感覚だなと感じました。
また、福笑いについては「子どもだけでなく、高齢の母が手先を動かすのにも楽しく取り組めそう」と購入してくださった方もいらして、福笑いの可能性も感じられました。
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今回、この授業で学生たちが地域にお世話になる中で、地域の方から「学生さんたちに」という思いを寄せていただくことがいくつかありました。
「これから保育者になる学生さんたちに、子育て中の母として、もっと子育てのことについてお話したい」というお申し出や、今回のクリスマスマーケットで、「学生さんたちにぜひつけて欲しい」ということで、商店会の店主さんがつくってくださった、わだむす缶バッジなどなど。
学生たちが地域で関わるということが、いくつかの化学反応を起こして、そこから新しい繋がりが生まれていく。
授業担当者として、そこに立ち会えることをとても嬉しく感じております。
地域と関わる、様々な年代の人たちと関わる、という体験が学生たちにとって、これから社会に出てから何かのヒントになっていたらいいなと思います。
「地域と子育て」授業担当(三國)
学生たちの気づきや感想
★クリスマスマーケット・福笑づくり
- 最初は完成するか心配でしたが、徐々にでき上がるにつれて、売りたくない気持ちが大きくなっていきました。子どもたちや地域の人たちのためにつくっていましたが、愛着が出てきてしまいました。そのくらい上手につくることができ、当日もすぐ売り切れてしまい少し寂しかったです。でも喜んで使ってくれる人がいると思うと嬉しかったです。
- つくっている最中も良いものができそうだなと思いながらつくることができて良かった。今まで知らなかった縫い方も教えてもらって、自分の中で一つできる事が増えたのはすごく嬉しかった。
- みんなでアイデアを出し合って、保護者の方の意見を取り入れた、とてもかわいい福笑をつくることができてよかったです。クリスマスマーケットに間に合うか、作業の多さにびっくりしましたが、その分、買ってくれた子どもたちもよろこんでくれたらいいなと思いました。
- ポスターやポップもつくった方が目を引くかなと思って、自分からつくりたくてつくったものなので、大変でしたが楽しかったです。本当に心を込めてつくった福笑だったので、売れてよかったです。とても安心しました。
★クリスマスマーケット・わだむすステージ
- 素話をお母さん方やお父さんが熱心に聞いてくれて嬉しかった。子どもたちもノってくれる子もいて、今まで話すことで精一杯だったのが、自分が周囲も見られるようになっていると感じることができて嬉しかった。
- 7月の七夕まつりでやったエプロンシアターや、今回のクリスマスマーケットのパプリカのダンスで、人前に出る時の緊張が少しましになったと感じました。
- パネルシアターの進行打ち合わせをしたときに、お互いにこうした方がいいんじゃない?と意見を言い合うことができた。
- 協力して何かをすることの重要性を理解しました。これから社会に出て、それは必須になると思うので、この学びを活かしていきたいです。
- 初めから終わりまでステージをみてくれている子にとっては、お話ばかりで飽きてしまうかなと感じました。所々でクイズとか手遊びとか楽しめるステージも入れた方がよかったかなと思いました。
★1年間にわたる「地域と子育て」の授業全体について
- これから社会人になって、誰かのために物事をこなしていく大切さを忘れたくない。
- 自分の作品に愛着がわくようになった。
- 人との関わり、人と協働して何かをつくることの大変さを知ることができました。人にどのように自分がやりたいか、どこまでできたのか、ここにはこだわりたいなど、意見をすりあわせていくことの大切さを知りました。
- 自分の意見などを発表することが多かったので、自分の意見を言うこと、みんなと協力することができるようになったと感じます。
- 核家族が増える中で、地域の人が集まって情報交換をしたり、くつろいだりできる場があれば、子育ても楽になると感じました。
- 和田のみなさんが、子どもたちと保護者のためにみんなで助け合っているんだなとこの授業で分かりました。助けてくれる人たちがまわりにいっぱいいると、きっと子育ても楽しんでできるのではないかと思いました。
- 地域との繋がりを感じ、地域に貢献できる活動をしてみたいと思うようになりました。子どもたちが福笑で遊ぶ姿をみて、そう思うようになりました。
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