現代コミ専攻ブログ

～杉並周辺のアニメ・サブカル文化の可能性を考える～

アクティブラーニングウィーク

2022年11月14日（月）～19日（土）

『アクティブラーニングウィーク』は、普段なかなかできない企画を一斉に実施する、本学独特の一週間です。教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学生が能動的な学習を集中的に行います。

集中活動期間は学内の通常授業を行わず、学内外でさまざまな企画を実施。直接見たり触れたり体験することで、通常の講義では得ることのできないことを学びます。現代コミュニケーション専攻の学生たちは、さまざまな企画の中から興味ある企画に１つ以上参加します。

能動的に参加できるよう事前と事後に課題レポートが与えられたり、授業でレポート発表をしたりします。

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杉並周辺のアニメーション関連の文化・資源に触れ、地域の観光資源としての魅力を探りました

11月17日の木曜日に、アクティブラーニングウィーク企画「杉並アニメ／サブカルツアー」として、杉並周辺のアニメーション関連の文化・資源に触れ、地域の観光資源としての魅力を探りました。

 

企画

企画・引率は「観光学概論」「観光マネジメント」「世界遺産と歴史」などを担当している福田綾先生。
福田先生はご自身もアニメやゲーム、サブカルが大好きで、学生とアニメやサブカルの話題で放課後に盛り上がっている姿をたびたび見かけます。

目的

今や主要な観光資源とされる日本のアニメやサブカルチャー。杉並アニメーションミュージアムの展示見学や『サブカルの聖地』中野ブロードウェイの散策を通じてアニメツアーを楽しみながら、杉並周辺のアニメ・サブカル文化の可能性について考えてみます。

※福田綾先生作プログラムより

参加

参加した学生は現代コミュニケーション専攻の９名（１年生５名、２年生４名）。
途中から幼児教育専攻の１名も加わりました。

 

（１）杉並アニメーションミュージアムの展示見学

国内のアニメ制作会社811社のうち、149社が杉並区内に集積。日本一アニメ制作関連会社が集積する「アニメのまち杉並」。杉並アニメミュージアムは日本のアニメーション全体を体系づけて学び、体験し、理解しながら楽しむことができる施設として2005年にオープンしました（「杉並アニメーションミュージアムホームページより）。

12/16（金）まで改装中のため、杉並区役所本庁舎で出張展示されているガンダム模型や、永遠に動くパラパラアニメ、映画やアニメの大型パネルをグルっと見学しました。

 

（２）阿佐ヶ谷アニメストリート（だった場所）の見学

2014年3月に、JR阿佐ヶ谷駅から高円寺駅の高架下に、JR東日本とアニメ制作会社などが連携したアニメ関連の商業施設が開業しました。開業当時はアニメカフェやキャラクターグッズのお店などが軒を連ねていましたが、定期借地契約終了と同時に2019年2月末に残念ながら閉鎖となりました。阿佐ヶ谷を「アニメのまち杉並」の拠点とすべくスタートした一大プロジェクトでしたが、街を挙げての事業にまでは発展せず、わずか５年での閉鎖はアニメ・サブカルコンテンツをまちづくりに取り入れることへの課題を感じさせられます。現在は、おしゃれな飲食店が営業し、阿佐ヶ谷マダムのランチ会で賑わっていました。

 

（３）中野ブロードウェイの見学

JR阿佐ヶ谷駅から中央線に乗り中野駅まで移動しました。中野駅北口前から続く中野サンモールを約200メートル進んだその奥に広がる中野ブロードウェイ。「サブカルの聖地」と呼ばれるほか、「オタクの楽園」「ポスト秋葉原」また「日本の久龍城」「東洋最後の魔窟(!?)」などとも称されてきました。ファッションビルからサブカルビルに変身した中野ブロードウェイを福田綾先生の解説付きで見学しました。

 

サブカルの代表格とも言える「まんだらけ」は漫画雑誌、レトログッズが売買されているお店。赤を基調とした店舗は独特の雰囲気を放っていました。訪れたのは平日の昼間でしたが、中野ブロードウェイは大勢のお客さんで賑わっていました。

最後は、地下のデイリーチコさんで８種類の味が楽しめる特大ソフトクリームを堪能。
アイスの部分だけで大人の顔よりも大きい！学生の皆さんのお腹の冷えを考慮し、紙コップに一口サイズに分けて食べました。

参加学生の感想

●今回参加したことによりアニメやサブカルの文化について知ることができました。本日は杉並周辺でしたが、日本全体でのアニメ文化やサブカルも調べてみたいと思いました。卒業後にアニメ関連の学校に進学するので、今日の体験を活かしたいです。

●アニメが好きなので参加しました。杉並アニメーションミュージアムの展示や中野ブロードウェイなど、自分ではなかなか行く機会がない場所を見学し、とても楽しかったし、杉並・中野の魅力を知ることができました。自分でもさらに調べてみたいと思います。

●アニメが好きなのでプログラムのタイトルに惹かれて参加しました。杉並周辺のアニメにまつわる歴史を知ることができたので、今後お散歩するのがもっと楽しみになりました。来月リニューアルオープンする杉並アニメーションミュージアムにも是非行ってみたいです。

●学校があるこの杉並周辺にアニメ文化があるということを知らなかったので詳しく知りたいと思い参加しました。中野ブロードウェイの「まんだらけ」は外国の方が訪れたら日本人よりも楽しめると思います。アニメに興味がない人でも十分興味を惹かれるスポットです。一つ一つの店が個性的で、飽きずに楽しむことができました。杉並・中野に少し詳しくなることができました。

 

＼Rittan Radio も是非お聞きください／

https://youtu.be/NASucppvkKY

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