現代コミ専攻ブログ

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2023.12.16

アクティブラーニングウィークで実践的に学ぶ!

 

『アクティブラーニングウィーク』は、普段なかなかできない企画を一斉に実施する、本学独特の一週間です。教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学生が能動的な学習を集中的に行います。

今年は、2023年11月13日(月)~18日(土)に実施しました。

集中活動期間は学内の通常授業を行わず、学内外でさまざまな企画を実施。直接見たり触れたり体験することで、通常の講義では得ることのできないことを学びます。現代コミュニケーション専攻の学生たちは、さまざまな企画の中から興味ある企画に1つ以上参加します。

能動的に参加できるよう事前と事後に課題レポートが与えられたり、授業でレポート発表をしたりします。

学内企画3つと学外企画9つを実施しましたが、その中からいくつかご紹介いたします。

 

学内企画№1-①
定報告会
「先輩の就活を聞いてみよう!」

今年の就活を乗り越えた2年生の体験を聞き、これから始まる就活をイメージすると同時に、何を準備したらいいのかなど、気づきを得ることが目的です。就活は1年生からスタートを切ることがとても大切なので、このようなプログラムで就活意識を高めていきます。

今回体験談を披露したのは、ホテルや銀行などに内定している2年生5名。
このうち1名は韓国に留学中のため、オンラインで韓国から参加しました。

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「キャリアデザイン」の授業を担当する弘中先生から、就活の手順やポイントなどについて丁寧に説明がありました。

2年生は、就活の際にどんなことを注意したのかなど内定までのプロセスと、1年生へのメッセージを披露しました。

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参加学生の感想

私が不安に思っていることが先輩方も同じく不安に思っている事だと知り、少し安心しました。また、事務職系に就職した先輩方は優しい雰囲気で、話し方もゆっくりで一つ一つ丁寧にお話してくれました。対して接客業系に就職した先輩方は元気がよく、ハキハキしていて聞き取りやすく、内容もポイントをしっかりと抑えてお話してくれたので、これが事務職系と接客業系の違いなのかなとも思いました。

 

まず、自己分析や職業診断などを使い、自分にあった企業をなるべく探すこと、そして、今までやってきた事や自分の性格、得意なことやできそうことを考えながら、絞っていくということを学びました。4月には、エントリーシートを書けるようにしておく、就職活動は早い方が気持ちに余裕が生まれるということも知りました。そして、資格をとっておくことも大切だと思いました。

 

私は就活に対しての恐怖心が強く、「何社も落ち続けた」などの失敗談をインターネットでたくさん見てしまい、「就活は怖いものなのかな」と思っていた。しかし、結局自分の人生に関わることだし、どんな人も通る道で、その中で学ぶことが多いということが今回のプログラムに参加して分かった。今とても不安ですが、対策や自己分析など、出来ることは最大限尽くして、楽しんで就活をしようと思えた。

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学内企画№1-②
四年制大学編入学ガイダンス

四年制大学への編入学を目指す学生がかかえる不安や疑問を軽減するため、外部講師を招いて勉強方法などを具体的にお話ししていただきました。

参加学生は、事前に志望校のHPなどから受験資格や試験科目を調べておくことが課題として出されていたので、より積極的に参加することができたようです。

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<東京立正短期大学からの四年制大学編入学実績>

参加学生の感想

編入に向け、これから自分がどう行動していけばいいかのイメージをつかむことができた。私の志望校はTOEICのスコアの提出が必要なため、TOEICの点数を伸ばしたい。また、志望理由書や面接、編入後の学習計画の作成のために、学びたい専門分野についてや、志望校についてもっと深く知ることが必要だと思った。「志望校は将来の進路も考えて選ぶ方がいい」という話を聞き、将来就きたい職業がまだ考えられていないため、参考にしたい。

 

編入先での単位認定について、単位を丸ごと認定するところもあれば学部学科に関する単位だけ認定するところもあると言う話が参考になった。編入後すぐに就職について考えることになると言うのも、前もって聞くことができてよかったと思った。

 

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学外企画№2-②
錯視の世界を体験しよう!
(東京トリックアート迷宮館見学)

前期に開講している「心理学概論A」(横尾瑞恵先生)を受講した学生は、4回目の授業(知覚と認知の心理③)で錯覚などの知覚の不思議な特徴について体験的に学びました。
東京トリックアート迷宮館を見学し、授業を受講した学生も、受講していない学生も、錯視を実際に体験することで、人の知覚・感覚の不思議について理解を深めました。

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参加学生の感想

今回のプログラムに参加し、錯視について理解が深まりました。また、普段一緒にいない友達とも一緒に回って友情が深まったことや、写真の撮り方で錯覚の写真の出来が全然違うので、「こうした方がいいよ」とか、「ポージングの場所はこっちの方がいいかも」というやり取りを通じて、コミュニケーションのとり方も学ぶことができました。

 

普段はあまり気にしない風景にも錯覚がありました。実際に触れることで、どのようになって錯覚が起きているか理解することができました。生活の中でも違和感を覚えたときは、どのような錯覚が起きているのか気にしてみようと思いました。

Rittanラジオ
現代コミュニケーション専攻2年生インタビュー
(アクティブラーニングウィークの感想を聞きました!)

 

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学外企画№2-③
英語deホテルツアー

一流ホテルの内側外側を英語で体験。ホテルのコンシェルジュの方に英語と日本語でホテルの施設をご案内いただいてから、裏側の従業員エリアも見学しました。
ホテルでランチも楽しみ、クルーズでインターコンチネンタルホテルのリゾートホテルへ移動してティータイムも楽しみました。

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参加学生の感想

お客さんに対してこれだけはしないようにしている事はなんですかという質問した時、常にこれだけはしないようにしようではなく、こうしようと思ってお客さんと接しているとお伺いし、自分も就職した時には、お客さまなどに対して、『こうしよう』という考え方で働きたいと思った。

 

普段入る機会がめったにないスイートルームや思わず声が出てしまうほどの眺望が見られる部屋など見学し、とても楽しく貴重な経験が出来ました。特に、横浜グランドインターコンチネンタルホテルとインターコンチネンタル横浜Pier8の違いなどを見比べるのが面白く、総支配人の方のお話もとても勉強になりました。Pier8のレギュラールームの平日のお値段なら頑張れば泊まれるなと思ったので、バイトを頑張って特別な日に宿泊してみたいなと思いました(笑)

 

フロントなどにいらっしゃる方のお話はお伺いしましたが、ホテルの食事は気を使うことが沢山あると思うので、キッチンで働いている方のお話も機会があればお聞きしたいと思いました。

 

Q&Aセッションで、ホテルに勤務する方は必ず英語が出来なければならないのかと質問しました。必ずしも英語を話せる訳ではないですが、日々の業務の中で使っていくうちに覚えたり使えるようになったりしていくそうです。経験の積み重ねだと仰っていて、私も小さなことをコツコツと積み重ねていくその気持ちを大切にしたいなと思いました。

 

自分もアルバイトでお客さまとお話する機会は沢山あるが、いまだに丁寧な言葉使いが上手く使えないので、ホテルの方たちの言葉使いがとても丁寧なので、勉強になった。

 

エレベーターで外国人のお客様が乗り込まれてきた時に、コンシェルジュの方が流暢に英語を話して案内されていて、そのかっこよさに衝撃を受けました。また、ホテルの従業員の方の一言一句にホスピタリティが滲み出ていて、わたしもこんな社会人になりたいと思いました。

 

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学外企画№2-⑦
東京証券取引所&貨幣博物館見学

お金を使って生活に必要なものを買ったり、アルバイトをしてお金を稼いだり、私たちは日常生活で当たり前のように経済に接しています。しかし、その仕組みとなると複雑怪奇に見えてあまり深く考えようとしません。「経済学概論(経済のしくみ)」(東浩一郎先生)では、これらを整理し、経済と社会の仕組みを学んでいます。アクティブラーニングウィークのプログラムでは、日本の証券取引所の中でも、最も多くの取引が行われている東京証券取引所と貴重な資料が多数展示されている日本銀行併設の貨幣博物館を見学しました。参加学生には、事前に東京証券取引所のウェブサイトで株式取引の仕組みについて理解しておくことが課されました。

 

参加学生の感想

東京証券取引所の訪問は初めてでしたが、東京証券取引所の役割を理解する事が出来ました。今まで、株についてあまり知識が無かったのですが、今回の訪問を通してとても興味が湧きました。

 

株の売買は、株の売り手と買い手の間に仲介役の証券会社があり、証券会社を通じて証券取引所で売り買いの成立がなされているということでした。上場企業の約3800社の取引があり、常に画面上で株価の上がり下がりが表示されています。赤が+、緑が-など、数字、色、企業名が表示され、一目で株価の状態が分かるようになっている施設を見学できたことにより、日本の経済の中枢を見ることができたことがとてもいい経験になりました。
また、800人もの職員が働いていたり、今は画面上で行われている取引が、昔は手の動きのサインを使い、市場の競りのようなイメージで取引されていたりしたという説明があり、驚きました。

 

今回の東京証券取引所での見学を通して、株の取引や動きについて理解が深まり、とても良い経験になりました。

 

東京証券取引所でお話を聞いていて、グロース市場やプライム市場など、授業で出てきた単語も多かったのでもう一度復習のために単語など学び直したいと思いました。

 

貨幣博物館での見学を通して、偽装を防ぐため紙幣作成にかなりの技術が集結されていることを学びました。来年には渋沢栄一がデザインされた新紙幣が発行されるのを踏まえて、普段過ごしているときには気づけないような、お金の技術や工夫についても興味がわきました。また、東京証券取引所見学を通して、株についても興味が湧いたので、もっと詳しく知識を得たいと思いました。

 

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学外企画№2-⑧
学童の子どもたちと一緒に出店体験!
こどもリビングわくわくマルシェ

専攻科(幼児教育専攻)の学生が聖蹟桜ヶ丘の『子どもリビングわくわくマルシェ』に参加しました。「地域と子育てB」「子どもの遊び」の授業で開発した商品を学童の子どもたちと一緒に販売するという出店体験をしました!また、絵本の読み聞かせなども行いました。地域に開いている学童において、子どもの目線で、地域とのかかわり方を実践的に学ぶことができ、実り多い一日になりました。

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学外企画№2-⑨
フードアナリスト4級対策講座

1日の講習で4級資格を取得する講座で、「食の情報の専門家」として必要な食に関する基礎知識についてあらゆる角度から学びます。
食に関連した仕事に就く学生に受講を勧めています。

\合格おめでとう/

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参加学生の感想

アクティブラーニングウィークのプログラムが発表されたとき、楽しそう!おもしろそう!と感じ「フードアナリスト4級対策講座」に参加しました。
SNSの知識やレストランの英語、注文時のマナーなど、知らなかったことが多かったのですが、言われてみればそうだなと思うことがあり、食の発信に関する知識などを得ることができました。フードアナリスト4級に受かったので、次は3級を受講してみたいです。
また、このほかにも新しいことに挑戦したいと思います。

 

 

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アクティブラーニングウィークのプログラムで得た学びを今後の学習に活かしていきます。

 

<その他のプログラム>

2-①身近な災害について学び、自分の身を自分で守る術をもとう!

2-④ちょっと大人な東京散歩

2-⑤刑事裁判を傍聴してみよう!

2-⑥すぎなみ魅力発見ツアー

2-⑩世界遺産検定対策講座

 

在学生の皆さん、新入生の皆さん、来年も楽しみにしていてください!

 

 


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