2026.07.01
コミュニケーションを学ぶことは、人間を理解していくこと
“話し上手”になる授業ではない。
「コミュニケーション」を深く考える学び。
「コミュニケーション能力が大切です」
高校生活でも、進路活動でも、アルバイトでも、よく聞く言葉です。
けれど、「コミュニケーション能力」って、そもそも何なのでしょうか。
たくさん話せることでしょうか。
空気を読めることでしょうか。
SNSで上手に発信できることでしょうか。
東京立正短期大学の有泉先生が担当する「コミュニケーション学概論」では、私たちが普段“当たり前”に行っているコミュニケーションを、言語・心理・社会などさまざまな視点から考えていきます。
この授業の面白さは、「会話のテクニック」を学ぶのとは違うところにあります。
たとえば、授業では「なぜ初対面の人と気まずくなるのか」「なぜ“空気を読む”ことが必要になるのか」「SNSではなぜ対立が起こりやすいのか」といった、現代社会のリアルなテーマを取り上げながら学んでいきます。
私たちは日常生活の中で、無意識にたくさんのコミュニケーションをしています。
言葉だけではありません。表情、視線、態度、距離感――こうした“非言語コミュニケーション”も、人と関わる上で大きな役割を持っています。
授業では、そうしたコミュニケーションの仕組みを、社会学や心理学の視点から分析していきます。
たとえば、「見知らぬ人同士」の関わり方を学ぶ回では、電車の中や街中で、私たちが実は“関わらないようにコミュニケーションしている”ことに注目します。
知らない人と必要以上に目を合わせない、適度な距離を取る――そんな日常の行動にも、コミュニケーションのルールや心理が隠れているのです。
また、「おしゃべり」がなぜ成立するのかを考える授業では、会話の中にある“暗黙のルール”について学びます。
普段は意識しない「会話の順番」や「あいづち」の意味を知ることで、コミュニケーションをより深く理解できるようになります。
さらに、この授業では現代社会の課題についても考えていきます。
インターネットやSNSの普及によって、私たちは簡単に誰かとつながれる時代になりました。
その一方で、うわさやデマが広がったり、ネット上で激しい対立が起こったりすることもあります。
授業では、そうした現代のコミュニケーション問題についても取り上げ、「なぜそのような現象が起こるのか」を考察していきます。
近年注目されている人工知能(AI)について考える回もあります。
AIが人間のように会話する時代に、「人間らしいコミュニケーションとは何か」を改めて考える内容は、これからの社会を生きる高校生にとっても非常に興味深いテーマです。
有泉先生の授業では、「正解を覚えること」よりも、「日常における発見」を大切にされています。
授業を通して、
「なぜ人は分かり合えないときがあるのか」
「“伝える”や“伝わる”とはどういうことか」
「現代社会に必要なコミュニケーションとは何か」
そんな問いに向き合いながら、自分自身で何かに気づき、考えを深めていきます。
コミュニケーションを学ぶことは、人間を理解していくことでもあります。
将来、接客、観光、ビジネス、保育、心理、メディアなど、人と関わる仕事を目指す人はもちろん、「人間関係をもっと理解したい」「進路は決まっていないけれど、社会について学びたい」という高校生にもおすすめの授業です。
東京立正短期大学で、“当たり前”を見つめ直す学びを体験してみませんか。
東京立正短期大学
現代コミュニケーション学科(共学)
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