2019.07.16
専攻科「医療と子育て」授業レポート
保育者が子どもの体調不良に気づくようになる
幼児教育 専攻科「医療と子育て」今年度も引き続き担当している阿真京子です。
7月4日(木)、東京医科大学看護科田村知子先生にご指導およびご協力いただき、『保育者が子どもの体調不良に気づくようになる』ことを目的に実習を行いました。
最新の人形を使って、呼吸の速さ・心拍数などを変化させ、状態の悪化に気づけるようになるように、何度も設定を変えたりしながら行いました。
最初は、心臓や心拍数などに関することに???な学生もいましたが、何度も実習しているうちに、どこを見るかがわかるようになってきました。
人形は泣くこともできるのですが(!)、大きな声で泣いているときは人形であっても、こちらもどきどき・・・
泣き声に気を取られ、体調の変化に気づきにくいということを話してくれた学生もいました。
数字ではなく、どこを見て、どう対処するか。
最後にはだいぶ掴めてきていた学生たちでした。
田村先生からは、看護を志す学生との大きな違いは、人形であっても、赤ちゃんを見たときに学生たちがすぐに手が出ること、抱っこをしてあげること。
その抱っこが自分の体にぐっと引き寄せた、とてもいい抱っこであること。
さすがは、保育の学生さんたちだね!と田村先生が大変驚いてくださっていました。
みんな当たり前のように人形とはいえ赤ちゃんが横に寝ていたらすぐに抱き上げたり話しかけたりしていて、頼もしく思いました。
状態の悪いときは医療機関に適切につなげることが必要で、それまでをどう見るか、どうつなげるか、ということを前提に実習を行いました。
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