幼教専攻ブログ

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幼児教育

2024.06.05

東京立正保育園の子どもたちと交流しました その2

理解を深めるグループワーク

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東京立正短期大学から歩いて2分のところに、東京立正保育園があります。

4歳児・5歳児クラスの園児(34名)・本学卒業生の3名の先生方(保育士)と一緒に、近くの公園まで「お散歩」しました。

翌週5月31日(金)、発達心理学Ⅰの授業では、子どもたちとの経験を基に「子どもの発達的特徴」「保育者の関わり」について、グループワークを通して理解を深めました。

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「発達心理学Ⅰ」では、“乳幼児の発達”と“発達に合わせた保育者の関わり”を学びます。

しかし、ほとんどの学生は、普段の生活のなかで乳幼児と触れ合う機会はありません。

実際に子どもたちと交流して、どのようなことを感じたり、わかったり、気づいたりしたか、1人1人の学生に振り返ってもらいました。

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印象に残っていること、感想

子どもは虫が好き

  • 久しぶりに虫にさわった。
  • 私は虫が苦手なのに、子どもがダンゴ虫を手にのせてきたのが少し大変だった。
  • 子どもは草むらに平気で入っていく。虫がいるかもなどと考えず、やりたいことをやる。

子どもの言動(発達的特徴)

  • 子どもは足が速い!(思っていたよりずっと)。びっくりした。
  • 鬼ごっこするとき、ノンストップに走っていてエネルギッシュだった。
  • 木登りで高いところまで登っていた。
  • リレーで負けた子が泣いていた。
  • おばけを信じていた。

子どもの「人との関わり方」

  • 見つけたものの名前や何匹いたか、一生懸命言葉にして話してくれた。
  • 2人の子に、両側から違う方向に手を引っ張られた。
  • 往きに手をつないだAくんが、帰りにBくんが手をつなげるよう場所をかわってあげていた。「優しいな」「可愛いな」という気持ちでいっぱいになった。

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わかったこと、学んだこと

子どもの行動の特徴

  • 恥ずかしがり屋(人見知り)な子、誰とでも話す子など、(個人)差が大きかった。
  • 子どもは、虫や木の実や花を集めるのが大好き
  • 同じことを何回も言ってくる。
  • 思ったことを言葉にして誰かに伝えたいという思いが強い。
  • ちゃんと「入れて」と言っていた。
  • 子どもは、友達が楽しそうにしていると真似をして、自分も(保育者から援助)してもらおうとしていた。
  • 先生の話しをよく聞き、やって良いことと悪いことを判断できる。

子どもとの関わる時の留意点

  • (子どもは)やりたいことがころころ変わるから、強要しない。
  • 4・5歳ではまだ自分の伝えたい事がうまく伝えられないので、「何が伝えたいのか」を援助しなくてはならない。
  • 子ども同士で問題の解決ができなかった。大人が仲裁しなければならない
  • 子どもはすぐ興味が移るため、保育者が遊びなどを展開してあげることが大切だ。
  • 公道を移動するとき、保育者は車道側を歩く。

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ちょっと、一休み

自由遊びのなかに、「暑いねえ、ちょっと一休み」の場面もありました。

良く晴れて気温も高い日でした。子どもたちは、熱中症予防に配慮した服装(首筋まで覆う帽子)、保育士さんが麦茶を配り、水分補給していました。

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疑問に思っていること、質問したいこと、知りたいこと
  • どうして子どもは虫が好き?
  • 子どもから“むちゃぶり”されたとき、どうしたらよいか
     (自分は虫が苦手なのに)、子どもから虫を手にのせられそうになった
      木の実(食べ物ではないもの)を「食べて」と言われた
  • 声をかけて、反応が薄かった(無視された)ときどうしたらよいか
  • ケンカの解決法、保育者の関わり方
  • 子どもの言っていること(言葉)が理解できないとき、どうしたらよいか
  • 「家、どこ?」と聞かれ、何と答えればよいか

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グループワーク

4歳児クラス・5歳児クラス、各2つのグループに分かれて、意見交換しました。

テーマは、疑問・質問に書かれていたことの中からグループ毎に選びました。

各テーマに応じて、何通りかの関わり方や言葉かけを考え、意見を交換しました。

各グループで出された意見を全体で共有し、クラス全体で考えを深めました。

意外なことに、テーマが違っても保育者の関わり方には共通する原則があることに気づきました。

キーワードは、「共感」「受容」「尊重」でした。

  • 子どもの言葉に耳を傾けてきちんと受け止め、「そうだよね」「**したいんだね」と共感する。
  • 悔しいきもち、思い通りにならない葛藤などは、「そうなんだね、悲しいね」「ほんとに困っちゃうよよねぇ」と受容する。
  • 「〇ちゃんは今リレーしないで遊んでいたいんだね」などと許容できる範囲で子どもの思いを尊重する。

そして何より、保育者から「褒められる」ことは、子どもの自己肯定感を高め、成長を促す力となります。

「走るの、速いねえ」「虫を集めるの、上手だね」「あんなに高いところまで木に登ってすごいね」「リレーで負けてしまったけれど、最後まであきらめないで走って偉いね」など、「その子のその場の行動をしっかり見て具体的に褒める」ことの大切さを学びました。

そして、「褒めること」の毎日の積み重ねが、子どもに「せんせいは、〇ちゃんを見ているよ」というメッセージとなり、子どもとの信頼関係を築くことにつながっていきます。

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今回の校外学習は、「公園で遊ぶ場面で4歳児と5歳児と交流した」短い時間の経験でした。一部の学生から、「トラブルの場面で4歳児は先生が間に入って、両方の子の話を聞いていた」という気づきがありましたが、多くのが学生が明確な発達差を感じる機会にはなりませんでした。

今後も東京立正保育園との交流を通じて、乳児クラスや年少クラスの子どもについての発達的な理解を深めていければと思っています。

 

校外学習を学びに活かす「今後の予定」
  1. 次週(6月7日)、東京立正保育園の西貴子園長をゲストスピーカーにお迎えし、校外学習についての学生のレポートも踏まえ、授業を行います
  2. 校外学習の記録は、9月のボランティア実習に向けて、幼稚園実習担当の先生の実習指導につなげます。

 

2024年5月31日(金)に実施された、発達心理学Ⅰのグループワーク授業の報告でした。

(授業担当:澁谷美枝子)


●東京立正短期大学では、少人数教育により、多様な問題に対応できるコミュニケーション能力の高い保育者を養成しています。

●2年間に5回ある実習(幼稚園実習①、保育実習Ⅰ、幼稚園実習②、施設実習Ⅰ、保育/施設実習Ⅱ)に参加し、自分の目指す保育者像を明確にしていきます。


 

現代コミュニケーション学科(二年制/定員100名/共学)

現代コミュニケーション専攻(ビジネスコース・観光コース・心理コース)
幼児教育専攻
2年間で保育士・幼稚園教諭二種・児童厚生二級指導員取得可能]

 

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