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幼児教育

2026.10.09

ネイチャーゲームリーダー養成講座を開講しました

自然との新たな出会いを支える学び
ネイチャーゲームリーダー講座から見えた学生の成長

東京立正短期大学では、専門的な知識の習得に加え、体験を通した学びを重視しています。

その一環として、今年度、学生11名がネイチャーゲームリーダー養成講座に参加しました。
[8月31日(月)から3日間]

講座の実施にあたり、受講前後でアンケートを行い、学生の意識や学びの変化について振り返りました。
本稿では、その結果の一部を紹介します。なお、掲載する内容は、本人の同意を得たうえで個人が特定されない形に加工しています。

 

〈受講前の学生たち〉

事前アンケートでは、11名中6名(54.5%)が「自然体験活動の経験はない」と回答しました。
一方で、5名(45.5%)はキャンプや川遊び、スキーなどの体験を有していました。

受講の理由としては、

  • 資格取得に挑戦したい
  • 保育や子ども支援の現場で活かしたい
  • 自然について学びたい
  • 遊びやレクリエーションの引き出しを増やしたい

といった声が多く見られました。

 

また、「ネイチャーゲーム」という言葉から、「自然について学ぶ活動」「子どもと自然を楽しむための方法」「自然遊びの技術」などをイメージしている学生が多く、期待とともに不安を抱えて参加していたことがうかがえました。

 

〈講座を通して変わった自然との向き合い方〉

講座後のアンケートでは、回答した7名全員が自然に対して肯定的な変化を感じていました。

学生からは、

  • 「自然が以前より好きになった」
  • 「自然への興味関心が大きく変わった」
  • 「自然の中で過ごすことの楽しさを実感した」
  • 「日常生活の中でも自然を探すようになった」

といった感想が寄せられました。

特に印象的だったのは、多くの学生が「五感」に関する学びを挙げていたことです。

講座では、木々の音を聴く、足裏で地面の感触を感じる、目隠しをして周囲の環境を感じ取るなど、普段はあまり意識しない感覚を活用する活動が行われました。
その結果、7名中5名(71.4%)が、観察力や感覚の重要性について言及していました。

自然を「教わる」のではなく、「気づく」

<公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会>では、ネイチャーゲームについて、

「自然とふれあう体験を通して、自然の持つさまざまな表情を楽しみ、自然の不思議や仕組みを学び、普段気がつかないさまざまな発見や、自然とのつながりに気づくことができます」と説明しています。また、「大人が子どもに一方的に知識を教えるのではなく、大人も子どもも、ともに自然を感じ、自然から得た体験や感動をわかちあう姿勢を大切にしています」とも述べられています。

 

実際に学生からは、「自然を教えるのではなく、自ら気づくことが大切だと思った」という感想が寄せられました。
自然について知識を得るだけではなく、自分自身が自然を感じ、発見し、その体験を他者と共有することの大切さを学んだことがうかがえます。

 

〈身近な場所にも自然はある〉

講座後、多くの学生が共通して挙げていたのが、「自然体験は特別な場所でなくてもできる」という気づきでした。

<公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会>は、ネイチャーゲームについて、「山や森はもちろん、公園や校庭、園庭など身近な自然も私たちの得意なフィールド」であると紹介しています。

学生からも、「自然体験は山や海に行かなければできないと思っていた」 「普段利用する公園にもたくさんの発見があった」という声が聞かれました。
これは、将来保育者として働くうえでも重要な視点です。日常の中にある自然を教材として捉えられる力は、子どもたちの豊かな学びや体験を支えることにつながります。

 

〈保育・福祉の実践へ〉

講座で得た知識や技術をどこで活用したいかという質問に対しては、

  • 保育所実習 7名(100%)
  • 卒業後の保育現場 7名(100%)
  • 幼稚園実習 6名(85.7%)
  • ボランティア活動 5名(71.4%)
  • 施設実習 5名(71.4%) ※複数回答可

という結果になりました。

 

学生たちは、ネイチャーゲームを単なるレクリエーションではなく、子どもの主体性や発見する力を育む実践として捉えています。
実際に、「活動の幅が広がった」「実習や将来の保育で活かしたい」という声が数多く寄せられました。

 

〈おわりに〉

今回のネイチャーゲームリーダー養成講座は、資格取得だけを目的とした学びではありませんでした。自然への関心を深めることはもちろん、自ら気づくことの大切さ、五感を使って世界を感じることの豊かさ、そして他者と体験を共有する意義について学ぶ機会となりました。保育や福祉の専門職には、人と人、人と環境をつなぐ力が求められます。今回の講座で培った感性や視点が、今後の実習や将来の現場で活かされることを期待しています。

(担当:倉持こころ)

2026ネーチャーゲームリーダー養成講座|東京立正短期大学.jpg


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